着到状

中世、武士が幕府などに到着した事を上申する文書




概要

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1290






内容

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基本的には文頭に「着到」と記し、次に姓名を書くのが基本的で、「着到件の如し」などで終わる簡潔な物と「此の旨を以て御披露有るべし、恐惶謹言」などと末尾に記した上で年月日や宛名を記した丁重なものとに分かれる。また、受け取った奉行所や合戦の大将指揮官は「承了」と記してこれを返却し、その「承了」の明記された文書は恩賞請求の証拠とした。

参考資料

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