紳士協定』(しんしきょうていGentleman's Agreement)は1947年アメリカで公開された映画作品[1]

紳士協定
Gentleman's Agreement
監督 エリア・カザン
脚本 モス・ハート
原作 ローラ・Z・ホブソン
製作 ダリル・F・ザナック
出演者 グレゴリー・ペック
ドロシー・マクガイア
ジョン・ガーフィールド
音楽 アルフレッド・ニューマン
撮影 アーサー・C・ミラー
編集 ハーモン・ジョーンズ
配給 アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1947年11月11日 (ニューヨーク)
日本の旗 1987年10月9日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 200万ドル(当時)
興行収入 390万ドル(当時)
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第20回アカデミー賞にて作品賞監督賞エリア・カザン)・助演女優賞セレステ・ホルム)の3部門を受賞した作品である。

概要

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多民族によって構成されたアメリカ社会での民族間の反目や排他感情の中で、白人の黒人に対する差別やアンチ・セミティズム(ユダヤ人排斥感情)は当時根深いものがあり、特にユダヤ人排斥の事実や運動を映画に取り上げることは長いことタブーとされたが、『紳士協定』はその問題をテーマにしたはじめての作品である。

グレゴリー・ペック扮する主人公がユダヤ人をよそおって、ユダヤ人排斥運動の実態を暴いていくサスペスフルなドラマで、ユダヤ人が多いハリウッドの映画としては画期的な勇気ある社会劇として評価された。

ストーリー

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2





調調

便宿



 2






キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
NETテレビ PDDVD
フィリップ グレゴリー・ペック
 
城達也 古澤徹
キャシー ドロシー・マクガイア
 
平井道子 日下ちひろ
デイヴ ジョン・ガーフィールド
 
田中信夫 丸山壮史
グリーン夫人 アン・リヴィア
 
棚田恵美子
アン セレステ・ホルム
 
沢田敏子 瀬尾恵子
エレイン ジューン・ハヴォック
 
ジョン アルバート・デッカー
 
ジェーン ジェーン・ワイアット
 

製作

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Z 20F 20[2]

受賞

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日本

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  • 日本での初放映:1972年6月11日 日本教育テレビ(深夜劇場)
  • 日本での初公開:劇場公開は米国より40年ほど遅い1987年10月で、シャンテ シネ2(現在のTOHOシネマズシャンテスクリーン2)の開場番組であった。日本公開時のキャッチ・コピーは「いま、答えてほしい! あなたも“紳士協定”に組する人なのか-」。

脚注

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  1. ^ kinenote.
  2. ^ 『映画史上ベスト200シリーズ・アメリカ映画200』日野康一、キネマ旬報、1982年


外部リンク

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