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使

木造建築物における耐力壁

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耐力壁の種類と性能

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湿

1.01m1.96kN()4611000.15.0560.15.0

600mm(900mm)

耐力壁の量

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(4)20081246()

耐力壁の配置

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0.15(0.30)(4)200812(1/4)


注意事項

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1460N

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鉄筋コンクリート造建築物における耐力壁

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耐力壁の種類と性能

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鉄筋コンクリート造における耐力壁は、ほとんどの場合、柱や梁と一体的に作られた鉄筋コンクリート製の壁である。鉄筋コンクリート製の耐力壁は、壁の厚さと鉄筋の量にほぼ比例して性能が高くなる。

一方で、鉄筋コンクリート製の壁であるが、柱や梁の間にスリットのあるもの(つなぎ目は細めの鉄筋が入れてあり、やわらかいコーキングを充填して仕上げてある)は、非耐力壁である。また、室内の間仕切壁(木製・石膏ボード製・コンクリートブロック製など)も、鉄筋コンクリートに比べて強度が無視できるほど小さいため、非耐力壁である。

必要な耐力壁の量

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必要な耐力壁の量は、構造計算により求める。一般的に、面積・階数の大きい建物ほど、また、重い建物ほど、多くの耐力壁が必要になる。逆に、より太い柱と太い梁を用いることにより、必要な耐力壁は少なくできる。

耐力壁の配置

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鉄筋コンクリート製の耐力壁をフレームに組み込むことによって、構造物は非常に固くなるが、一方で柔軟性や粘りを失うことがある。このため、耐力壁はバランスよく配置すること、各階において縦方向に連続するように配置することが重要である。建築基準法では、偏心率を0.15以下、剛性率を0.6以上としなければならないと定めている。

注意事項

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鉄筋コンクリート造では、耐力壁と非耐力壁の区別が重要であるにもかかわらず、これらの区別をしないで施工された欠陥建築物や欠陥住宅が存在する。例えば、上述のスリットをつけ忘れ、非耐力壁でなければならないものを、中途半端な耐力壁として施工してしまうことが多い。

壁式鉄筋コンクリート造の場合

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壁式鉄筋コンクリート造 (WRC造) は、柱と梁がなく、主に耐力壁だけで作られた構造である。壁式鉄筋コンクリート造では、上記の基準に加え、さらに厳しい基準(耐力壁の厚さ・耐力壁の量・鉄筋の量・配置方法)が規定されており、より高い耐震性が確保されている。

鉄骨造建築物における耐力壁

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耐力壁の種類と性能

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HXV()使()

ALC2()

必要な耐力壁の量

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必要な耐力壁の量は、構造計算により求める。一般的に、面積・階数の大きい建物ほど、また、重い建物ほど、多くの耐力壁が必要になる。逆に、より太い柱と太い梁を用いることにより、必要な耐力壁は少なくできる。

耐力壁の配置

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0.150.6

参考文献

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  • 『木造住宅工事仕様書(解説付)』(財)住宅金融普及協会
  • 『枠組壁工法住宅工事仕様書(解説付)』(財)住宅金融普及協会
  • 『木造軸組工法住宅の許容応力度設計』(財)日本住宅・木材技術センター
  • 『耐震構造の設計』 日本建築学会関東支部
  • 『建築関係法令集』 建築法規編集会議編

関連項目

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