聖歌四篇
聖歌四篇または聖歌四編︵せいかしへん、イタリア語: Quattro Pezzi Sacri︶は、聖句に基づくジュゼッペ・ヴェルディの混声合唱曲集。異なる年代に別々に成立した楽曲の寄せ集めではあるが、しばしばまとめて上演されている。以下の4曲から成る。
(一)アヴェ・マリア Ave Maria ︵無伴奏合唱曲、ラテン語詞、1889年作曲︶ 音列﹁謎の音階﹂が駆使された作品としても名高い。
(二)スターバト・マーテル Stabat Mater ︵管弦楽伴奏合唱曲、ラテン語詞、1896年~1897年作曲︶ 伝ヤコポーネ・ダ・トーディ作の中世の詩に基づく。
(三)処女マリアへの讃歌 Laudi alla Vergine Maria ︵無伴奏女声合唱曲、イタリア語詞、1887年~1888年作曲︶ ダンテの詩への曲付けである。
(四)テ・デウム Te Deum ︵管弦楽伴奏二重合唱曲、ラテン語詞、1895年~1896年作曲︶
外部リンク
編集- 聖歌四篇の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト