肥料木(ひりょうぼく)とは、土壌の形成に貢献する先駆樹木のこと。窒素固定機能(根粒菌との共生による)に優れるほか、リターの蓄積による森林土壌の形成を促す樹木。

概要

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湿

使用目的

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注意点

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肥料木は土壌が形成され、スギコナラといった一般的な樹種が侵入してくると、陽樹である肥料木は次第に被圧され衰退していくのが普通である。ただし、ニセアカシアなどは活着しすぎて他の樹種を寄せ付けなくなることもあり(ニセアカシア以外が生育できない環境もありうるので注意)、何年経ってもニセアカシアの純林状態が続く事態も生じる。

主な樹種

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関連項目

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参考文献

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  • 治山技術基準(総則・山地治山編)(日本治山治水協会)