自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議

自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議(じえいたいのかいがいしゅつどうをなさざることにかんするけつぎ)とは日本国会決議。略称は自衛隊海外出動禁止決議[1]

概要

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1954[2]MSAMSA195462[2][3][3][4]

1990PKO1954[5]1991130使[6]PKOPKO1991124PKO使PKO[7]

決議本文

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本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈なる平和愛好精神に照し、海外出動はこれを行わないことを、茲に更めて確認する。

右決議する。

脚注

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  1. ^ 1956年3月5日の参議院本会議における吉田法晴の発言。
  2. ^ a b “参院に上程、可決へ 各派一致 海外派兵金史決議案”. 朝日新聞. (1954年6月2日) 
  3. ^ a b “自衛隊の海外出動を禁止する国会決議<用語>”. 朝日新聞. (1990年10月16日) 
  4. ^ 篠田英朗 2016, p. 90.
  5. ^ “[焦点キーワード] 国会決議 自衛隊の海外派遣 政治・道義的に内閣拘束”. 読売新聞. (1990年11月2日) 
  6. ^ “自衛隊の輸送機派遣は国会決議に反せず 参院本会議で海部首相答弁”. 読売新聞. (1990年11月2日) 
  7. ^ “PKO法案の参院審議始まる 宮沢首相「自衛隊海外出動、国会決議に反せず」”. 読売新聞. (1990年11月2日) 

参考文献

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  • 篠田英朗『集団的自衛権の思想史』風行社、2016年。ISBN 9784862581044 

関連項目

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外部リンク

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