英国アカデミー賞 脚色賞
英国アカデミー賞 脚色賞（BAFTA Award for Best Adapted Screenplay）は、1983年度より始まった。前年までは英国アカデミー賞脚本賞（BAFTA Award for Best Screenplay）だったものが、オリジナル脚本賞と分かれて設置された。
| 英国アカデミー賞 脚色賞 | |
|---|---|
| 会場 |  イギリス、ロンドン |
| 国 | イギリス |
| 主催 | 英国映画テレビ芸術アカデミー |
| 最新受賞者 | コード・ジェファーソン - 『アメリカン・フィクション』（2023年） |
| 公式サイト | http://www.bafta.org/ |
各年の受賞者と候補者
編集1980年代
編集- 1984年[2]: 『キリング・フィールド』 - ブルース・ロビンソン
- 『アナザー・カントリー』 - ジュリアン・ミッチェル
- 『ドレッサー』 - ロナルド・ハーウッド
- 『パリ、テキサス』 - サム・シェパード
- 1985年[3]: 『女と男の名誉』 - リチャード・コンドン、ジャネット・ローチ
- 『アマデウス』 - ピーター・シェーファー
- 『インドへの道』 - デヴィッド・リーン
- The Shooting Party - ジュリアン・ボンド
- 1986年[4]: 『愛と哀しみの果て』 - カート・リュードック
- 1988年[6]: 『存在の耐えられない軽さ』 - ジャン＝クロード・カリエール、フィリップ・カウフマン
- 『バベットの晩餐会』 - ガブリエル・アクセル
- 『太陽の帝国』 - トム・ストッパード
- 『ロジャー・ラビット』 - ジェフリー・プライス&ピーター・シーマン
- 1989年[7]: 『危険な関係』 - クリストファー・ハンプトン
- 『偶然の旅行者』 - フランク・ガラチ、ローレンス・カスダン
- 『マイ・レフトフット』 - シェーン・コノートン、ジム・シェリダン
- 『旅する女／シャーリー・バレンタイン』 - ウィリー・ラッセル
1990年代
編集- 1990年[8]: 『グッドフェローズ』 - ニコラス・ピレッジ、マーティン・スコセッシ
- 『7月4日に生まれて』 - ロン・コヴィック、オリバー・ストーン
- 『ドライビング Miss デイジー』 - アルフレッド・ウーリー
- 『ハリウッドにくちづけ』 - キャリー・フィッシャー
- 『ローズ家の戦争』 - マイケル・リーソン
- 1992年[10]: 『ザ・プレイヤー』 - マイケル・トルキン
- 『ハワーズ・エンド』 - ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
- 『JFK』 - ザカリー・スクラー、オリヴァー・ストーン
- 『ダンシング・ヒーロー』 - バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース
- 1993年[11]: 『シンドラーのリスト』 - スティーヴン・ザイリアン
- 『父の祈りを』 - テリー・ジョージ、ジム・シェリダン
- 『日の名残り』 - ルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ
- 『永遠の愛に生きて』 - ウィリアム・ニコルソン
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』 - ボー・ゴールドマン
- 1995年[13]: 『トレインスポッティング』 - ジョン・ホッジ
- 『ベイブ』 - ジョージ・ミラー、クリス・ヌーナン
- 『リービング・ラスベガス』 - マイク・フィギス
- 『英国万歳!』 - アラン・ベネット
- 『イル・ポスティーノ』 - アンナ・パヴィニャーノ、マイケル・ラドフォード、マッシモ・トロイージ、ジャコモ・スカルペッリ、フリオ・スカルペッリ
- 『いつか晴れた日に』 - エマ・トンプソン
- 1997年[15]: 『ロミオ+ジュリエット』 - バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース
- 『アイス・ストーム』 - ジェームズ・シェイマス
- 『L.A.コンフィデンシャル』 - カーティス・ハンソン、ブライアン・ヘルゲランド
- 『鳩の翼』 - ホセイン・アミニ
- 1998年[16]: 『パーフェクト・カップル』 - エレイン・メイ
- 1999年[17]: 『ことの終わり』 - ニール・ジョーダン
- 『ぼくの国、パパの国』 - アユブ・ハーン＝ディン
- 『理想の結婚』 - オリヴァー・パーカー
- 『リプリー』 - アンソニー・ミンゲラ
2000年代
編集- 2000年[18]: 『トラフィック』 - スティーヴン・ギャガン
- 2002年[20]: 『アダプテーション』 - チャーリー・カウフマン、ドナルド・カウフマン
- 『アバウト・ア・ボーイ』 - ピーター・ヘッジズ、クリス・ワイツ、ポール・ワイツ
- 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 - ジェフ・ナサンソン
- 『めぐりあう時間たち』 - デヴィッド・ヘアー
- 『戦場のピアニスト』 - ロナルド・ハーウッド
- 2003年[21]: 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 - フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ
- 『ビッグ・フィッシュ』 - ジョン・オーガスト
- 『コールド マウンテン』 - アンソニー・ミンゲラ
- 『真珠の耳飾りの少女』 - オリヴィア・ヘトリード
- 『ミスティック・リバー』 - ブライアン・ヘルゲランド
- 2004年[22]: 『サイドウェイ』 - アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
- 『コーラス』 - クリストフ・バラティエ、フィリップ・ロペス＝キュルヴァル
- 『クローサー』 - パトリック・マーバー
- 『ネバーランド』 - デヴィッド・マギー
- 『モーターサイクル・ダイアリーズ』 - ホセ・リベーラ
- 2007年[25]: 『潜水服は蝶の夢を見る』 - ロナルド・ハーウッド
- 『つぐない』 - クリストファー・ハンプトン
- 『君のためなら千回でも』 - デイヴィッド・ベニオフ
- 『ノーカントリー』 - イーサン&ジョエル・コーエン
- 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 - ポール・トーマス・アンダーソン
- 2008年[26]: 『スラムドッグ$ミリオネア』 - サイモン・ボーファイ
- 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 - エリック・ロス
- 『フロスト×ニクソン』 - ピーター・モーガン
- 『愛を読むひと』 - デヴィッド・ヘアー
- 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 - ジャスティン・ヘイス
2010年代
編集- 2012年: 『世界にひとつのプレイブック』 - デヴィッド・O・ラッセル
- 『アルゴ』 - クリス・テリオ
- 『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』 - ルーシー・アリバー、ベン・ザイトリン
- 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 - デヴィッド・マギー
- 『リンカーン』 - トニー・クシュナー
- 2013年: 『あなたを抱きしめる日まで』 - スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ
- 『それでも夜は明ける』 - ジョン・リドリー
- 『恋するリベラーチェ』 - リチャード・ラグラヴェネーズ
- 『キャプテン・フィリップス』 - ビリー・レイ
- 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 - テレンス・ウィンター
- 2014年: 『博士と彼女のセオリー』 - アンソニー・マッカーテン
- 『アメリカン・スナイパー』 - ジェイソン・ホール
- 『ゴーン・ガール』 - ギリアン・フリン
- 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 - グレアム・ムーア
- 『パディントン』 - ポール・キング
- 2016年: 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 - ルーク・デイヴィス
- 『メッセージ』 - エリック・ハイセラー
- 『ハクソー・リッジ』 - アンドリュー・ナイト、ロバート・シェンカン
- 『ドリーム』 - セオドア・メルフィ
アリソン・シュローダー - 『ノクターナル・アニマルズ』 - トム・フォード
- 2017年: 『君の名前で僕を呼んで』 - ジェームズ・アイヴォリー
- 2019年: 『ジョジョ・ラビット』 - タイカ・ワイティティ
2020年代
編集- 2020年: 『ファーザー』 - クリストファー・ハンプトン、フローリアン・ゼレール
- 『時の面影』 - モイラ・バフィーニ
- 『モーリタニアン 黒塗りの記録』 - ローリー・ヘインズ、ソフラブ・ノシルヴァン、M・B・トラーヴェン
- 『ノマドランド』 - クロエ・ジャオ
- 『ザ・ホワイトタイガー』 - ラミン・バーラニ
- 2021年[29]: 『コーダ あいのうた』 - シアン・ヘダー
- 『ドライブ・マイ・カー』 - 濱口竜介、大江崇允
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』 - エリック・ロス、ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 『ロスト・ドーター』 - マギー・ギレンホール
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 - ジェーン・カンピオン
- 2022年: 『西部戦線異状なし』 - エドワード・ベルガー、レスリー・パターソン、イアン・ストーケル
- 『生きる LIVING』 - カズオ・イシグロ
- 『コット、はじまりの夏』 - コルム・バレード
- 『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』 - レベッカ・レンキェヴィチ
- 『ザ・ホエール』 - サミュエル・D・ハンター
- 2023年: 『アメリカン・フィクション』 - コード・ジェファーソン
- 『異人たち』 - アンドリュー・ヘイ
- 『オッペンハイマー』 - クリストファー・ノーラン
- 『哀れなるものたち』 - トニー・マクナマラ
- 『関心領域』 - ジョナサン・グレイザー
参考文献
編集
(一)^ “Film Nominations 1983”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(二)^ “Film Nominations 1984”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(三)^ “Film Nominations 1985”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(四)^ “Film Nominations 1986”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(五)^ “Film Nominations 1987”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(六)^ “Film Nominations 1988”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(七)^ “Film Nominations 1989”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(八)^ “Film Nominations 1990”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(九)^ “Film Nominations 1991”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(十)^ “Film Nominations 1992”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(11)^ “Film Nominations 1993”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(12)^ “Film Nominations 1994”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(13)^ “Film Nominations 1995”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(14)^ “Film Nominations 1996”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(15)^ “Film Nominations 1997”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(16)^ “Film Nominations 1998”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(17)^ “Film Nominations 1999”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(18)^ “Film Nominations 2000”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(19)^ “Film Nominations 2001”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(20)^ “Film Nominations 2002”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(21)^ “Film Nominations 2003”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(22)^ “Film Nominations 2004”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(23)^ “Film Nominations 2005”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(24)^ “Film Nominations 2006”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(25)^ “Film Nominations 2007”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(26)^ “Film Nominations 2008”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(27)^ “Film Nominations 2009”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(28)^ “Film Nominations 2010”. 英国アカデミー賞. 2011年6月20日閲覧。
(29)^ “Film Nominations 2021”. 英国アカデミー賞. 2022年3月16日閲覧。