萩原広道

1815-1863, 

  122191815329 - 31231864111鹿鹿[1]2(1845)

主な作品

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  • 山陽道名所 (1840?)[2]
  • 弖爾乎波係辞弁 (又、て・に・を・は係辞辨、1846)[3]
  • 本教提綱 (又 、本学提綱、1846)
  • 古語訳解 (1848)
  • こころの種 (1850)
  • 源氏物語評釈 (1854-1861)

 畢生の大著『源氏物語評釈』は、医家である春日寛平宅において篠崎竹陰や緒方洪庵、中玉樹などを会して開かれた『源氏物語』の講筵筆記であり、江戸期を通じて最も精細な註釈書とされる。本書で述べられる説は新旧の諸註釈を参照したもので、特に宣長が『玉の小櫛』において示した説を祖述するとともに、文章の修辞的批評にまで及んでおり、単なる註釈書の域を出ている。特に「評」の視点を導入することで、『源氏物語』の文芸性を啓蒙していることは注目される。しかし、広道の病死によって源氏五十四帖中、第八帖「花の宴」までで中絶となった。[4]

  • あしの葉分(1863) “萩原広道翁遺稿”[5]

関連書籍

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脚注

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(一)^ . 202415

(二)^ . 20231227

(三)^ . 20231227

(四)^ . 20231213

(五)^ . 20231213

外部リンク

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