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董遇

大司農
出生 生年不詳
司隸弘農郡華陰県(現在の陝西省華陰県)
死去 没年不詳
季直
主君 曹操曹丕曹叡
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主に魚豢魏略』に事績が伝わっている。「読書百遍義自ずから見る」「三余」の故事で知られる。

略歴

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194-195

196218

西

22022218



西

学問の逸話

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はじめ『老子』を研究し、注釈を著した。また『春秋左氏伝』の注釈『朱墨別異』を著した。弟子への教育は、積極的に講義をするのでは無く、「読書百遍義自ずから見る」(どのような難しい書物でも繰り返し読めば、自ずと意味が理解出来るようになる)というのが方針だった。弟子に「生活が苦しくて余裕がありません」といわれると、董遇は「三余を使いなさい」と返した。「冬は1年の余りである。夜は1日の余りである。長雨は時の余りである(この3つを三余という)」と。董遇のこの方針に従う弟子は少なく、著書も詳しい業績も後世に残らなかった。

脚注

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