角砂糖
角砂糖(かくざとう)は、砂糖製品の一種で立方体に固めたもの。1個約3 - 4グラム[1]。グラニュー糖を立方体型、直方体型に成形した白色のものがもっともポピュラーだが、茶色、ハート型など様々な形に成型したものもある。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/36/Sugar_Cubes_%287164573186%29_%28cropped%29.jpg/220px-Sugar_Cubes_%287164573186%29_%28cropped%29.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1e/Zuckerwuerfel_-_Kreuz-Pik-Herz-Karo.jpg/220px-Zuckerwuerfel_-_Kreuz-Pik-Herz-Karo.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d1/Jakub_Kry%C5%A1tof_Rad_a_Juliana_Radov%C3%A1.jpg/220px-Jakub_Kry%C5%A1tof_Rad_a_Juliana_Radov%C3%A1.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/40/Cube_sugar_statue_Dacice.jpg/220px-Cube_sugar_statue_Dacice.jpg)
歴史
編集角砂糖の1個当たりのカロリー
編集カロリーはグラニュー糖と同じ100グラムあたり約387キロカロリーである[1]ので、1個約3 - 4グラムである角砂糖は、1個当たり約11 - 16キロカロリーである。
角砂糖の規格
編集
日本国内で砂糖に規格が無いため、その成形品である角砂糖にも明確な規格が無い[4]。
ただし、デファクトスタンダードとして、角砂糖とは原料たるグラニュー糖に純度の高い濃厚な砂糖液を少量加えて混合し、角砂糖成型機に入れて成型・乾燥させたものとされている[5]。
重さはティースプーン1杯程度、3 - 4グラムである。
砂糖との比較
編集計量スプーン大さじ1杯はすりきりで約12グラムであるため、角砂糖4個程度が計量スプーン1杯程度である[1]。
概ね、ティースプーン1杯 = 角砂糖1個 = 3グラムのスティックシュガー1個[6]が料理の目安とされている。
製法
編集利用
編集糖の精製度が高くにおいがほとんどしないため、コーヒーや紅茶のように香りを重視する飲料に使用されることが多い。グラムを計る手間が省けるので、料理にも手軽に使用できる[7]。
出典
編集- ^ a b c グラニュ糖 - 三井製糖 2017年4月10日閲覧
- ^ a b “Cube sugar: An invention that sweetened everyday life” (英語). ドイツ特許商標庁 (2022年7月8日). 2022年8月29日閲覧。
- ^ “南洋開発にかけた一生 松江 春次”. 会津若松市. 2022年8月29日閲覧。
- ^ お砂糖豆知識[2000年2月]最終更新日:2010年3月6日 - 農畜産業振興機構 調査情報部 2017年4月10日閲覧
- ^ a b お砂糖豆知識[2001年7月]最終更新日:2010年3月6日 - 農畜産業振興機構 調査情報部 2017年4月10日閲覧
- ^ お砂糖こぼれ話 - 北海道製糖 2017年4月10日閲覧
- ^ お砂糖研究所 - 日新製糖 2017年4月10日閲覧)