警視正
日本の警察官の階級
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ee/Brooch_rank_insigna_for_senior_superintendent_of_japanese_police.png/300px-Brooch_rank_insigna_for_senior_superintendent_of_japanese_police.png)
階級の位置と役割
任官
国家公務員試験︵総合職試験、旧I種試験︶に合格し警察庁へ採用された、いわゆる﹁キャリア組﹂の警察官は、採用後15年以降で順次昇任する。また、国家公務員試験︵一般職試験︵大卒程度︶、旧II種試験︶に合格し警察庁へ採用された、いわゆる﹁準キャリア組﹂の警察官は、採用後25年以降で順次昇任する。
ノンキャリア︵各都道府県警察に地方公務員として採用された警察官︶は最速で昇任したとすれば50歳代である。都道府県警の規模によって異なるが、本部長、警務部、総務部[2]を除く刑事、警備、交通、生活安全の各部長職と警察学校長、数か所の大規模警察署の署長とポスト数は極めて少ない。たとえ昇任したとしても多くの場合は定年を間近に控えることになる。キャリアアップとしては警視正に昇任後に各部の部長職を務めたのち限られたものが大規模警察署長に就任できさらにその中から残った成績優秀な者が警視長となり総務部長に就くことができる。
役職
主な人物
重大事件当時に警視正の階級にあり、重要な役割を果たした人物、および、その事件名と当時の役職。
その他
脚注
- ^ 警察官のキャリアパス リクルート
- ^ 総務部長は警視長に昇任したノンキャリアが就くポストのことが多い。
- ^ 暴力団捜査「4課」の名称消える 警視庁組織改編「根絶に全力」 - イザ! at the Wayback Machine (archived 2022-06-27)
- ^ 相楽総一『刑事捜査バイブル』双葉社、2011年、ISBN 978-4-575-30368-1