超短波

30 - 300MHzの周波数の電波

VHF (Very High Frequency) 30 - 300MHz[1][2]1 - 10m[3]

概要

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頭に「」が付くのは、20世紀初頭までは短波が最も波長が短い電波であるとされていたためである。その後もさらに短い波長の高周波が確認され「極超短波 (UHF)」「超高周波」などと命名されている。

伝播の特徴としては電離層では普通反射せず地表波は減衰が大きく利用しにくいため、空間波による見通し範囲の通信が基本となる。また、スポラディックE層やラジオダクトによる異常伝播による妨害を受けることもある。

用途

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 (ILS) (VOR)VHFFM

90 - 108MHz1ch - 3ch170 - 222MHz4ch - 12ch2012331201242016630NOTTV11chFMFM

ローVHF

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FM76MHzVHFLow VHF使使1/4λ1 - 2.5m使V-Low90 - 108MHz1ch - 3ch

アマチュア無線

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アマチュア業務に国際電気通信連合無線通信規則 (RR) により他の業務と共用するものを含めて分配された周波数および分配された以外で他の業務に影響を与えない範囲で各国の主管庁が割り当てた周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。

バンド 第1地域
アフリカヨーロッパ
第2地域
北アメリカ南アメリカハワイ
第3地域
アジアオセアニア(ハワイは除く)
6m 50 - 52MHz 50 - 54MHz
4m 70 - 70.5MHz  
2m 144 - 146MHz 144 - 148MHz
1.25m   222 - 225MHz  
はRRによる分配なし。
はRRによる分配によらない。

日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。

電波行政における超短波と短波の区分

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 (3 - 30MHz) 25MHz27MHz[4] 28MHzFM 4000kHz26.175MHz

VHF25.01MHz###

超短波と超音波

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脚注

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注釈

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出典

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(一)^ ITU (20158). Nomenclature of the frequency and wavelengh bands used in telecommunications. 201673

(二)^ 252 7 . 201673

(三)^  

(四)^ 使

関連項目

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