軽井沢町歴史民俗資料館
長野県軽井沢町にある博物館
軽井沢町歴史民俗資料館(かるいざわまちれきしみんぞくしりょうかん)は長野県北佐久郡軽井沢町にある博物館。
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施設情報 | |
正式名称 | 歴史民俗資料館[1] |
前身 | 軽井沢町資料館 |
事業主体 | 軽井沢町 |
管理運営 | 軽井沢町教育委員会 |
延床面積 | 648m2[2] |
開館 | 1980年11月3日[2] |
所在地 |
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2112番地101 |
位置 | 北緯36度20分42.36秒 東経138度36分23.53秒 / 北緯36.3451000度 東経138.6065361度座標: 北緯36度20分42.36秒 東経138度36分23.53秒 / 北緯36.3451000度 東経138.6065361度 |
外部リンク | 歴史民俗資料館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
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昭和38年︵1963年︶勝田主計元大蔵大臣の別荘を買収し、﹁軽井沢町資料館﹂が開設された。その後、資料の追加や展示会を経て、同54年︵1979年︶に﹁軽井沢町歴史民俗資料館建設特別委員会﹂が設置され、翌55年︵1980年︶に博物館法に準拠した施設として現行の施設として開館した。
常設展示は、第1展示室が﹁道の文化史と軽井沢﹂、第2展示室が﹁別荘と文化活動﹂、第3展示室が﹁高冷地のくらしと民具﹂にテーマを分けて展示している。主な展示品は、﹁道の文化史と軽井沢﹂では、茂沢南石堂遺跡︵縄文時代中後期︶や入山峠祭祀遺跡の出土品に加え、軽井沢3宿︵軽井沢宿、沓掛宿、追分宿︶に関連する、参勤交代の諸大名の通行日記帳や、皇女和宮下向の記録などの古文書約5600点、街道を往来した馬具、碓氷峠のアプト式レールなどが展示されている。﹁別荘と文化活動﹂では、明治時代の別荘の模型や、軽井沢の文学地図が展示され、アレクサンダー・クロフト・ショーに関する資料や、吉沢三朗コレクションの中国陶磁器などもある。﹁高冷地のくらしと民具﹂では荻原豊次が発明した保温折衷苗代や、天然氷を作るための民具などが展示されている。
旧近衛文麿別荘(市村記念館)
編集脚注
編集- ^ 軽井沢町博物館・類似施設に関する条例
- ^ a b 長野県の博物館 p.28
参考文献
編集- 『長野県の博物館』 長野県教育委員会 1989年
- 『親子でウォーク ワクワク長野県の博物館』 信濃教育会出版部 1997年
- 『長野県ミュージアムガイド』 長野県博物館協議会 2017年