[1]

省令と告示

編集

8990[2]


89

2
3
90
使
2 


5[3][4]

200214[4]使[4]2002[4]2002[3][4]JR[4]

検査の種類

編集









3[3]3[3]200112JRJR西[5][6]

[1]

列車検査(仕業検査)

編集
 
列車検査が行われる検車区検車庫の様子(東京メトロ新木場検車区検車庫)

[7][8][9]

[8]

[7][10] [11][8]48[10]JR西10JR6[12][13]

月検査(交番検査)

編集

[14][15]姿198530[5][9]1

[16]

[14][13][14][10][10]

2A902.5B1812.5[17]

SL[18][18]

5[3]
車両の種類 経過月・日数による期間 走行距離による期間
無軌条電車 1か月 -
新幹線電車[注釈 2] 30日 3万キロメートル
蒸気機関車 40日 -
新幹線の貨車 90日 -
電車及び貨車以外の新幹線車両 90日 -
貨車 3か月 -
懸垂式鉄道跨座式鉄道案内軌条式鉄道の電車 3か月 -
内燃機関車及び内燃動車 3か月 -
新幹線以外の電車 3か月 -
  • 機関車、旅客車、貨車などの特殊車以外の車種のみを示す[注釈 3]。告示では特殊車についても定められているが、ここでは省略した。
  • 経過月・日数による期間以外に走行距離による期間が定められている場合は、いづかれかを超えない期間とされる。
  • 長期間運用から外される場合の車両については別規定がある。
  • 出典:国土交通省告示第千七百八十六号、別表(第5条関係)

重要部検査・台車検査

編集
 
40
 

[20]1 - 3

[20]1860[20]1[20][20]2A1820B3640[17]

2A12BA調3

2

新重要部検査

編集

[21][22][22][23][24]姿[21]


5[3]
車両の種類 経過年・月数による期間 走行距離による期間
無軌条電車 1年 -
蒸気機関車 1年 -
新幹線電車 1年6か月(2年6か月表内注1 60万 キロメートル(45万 キロメートル表内注2
貨車 2年6か月 -
新幹線の貨車 2年6か月 -
電車及び貨車以外の新幹線車両 3年 25万 キロメートル
懸垂式鉄道跨座式鉄道案内軌条式鉄道の電車 3年(4年表内注1 -
内燃機関車及び内燃動車 4年 50万 キロメートル(25万 キロメートル表内注3
新幹線以外の車両 4年 60万 キロメートル
  • 機関車旅客車、貨車などの特殊車以外の車種のみを示す[注釈 3]。告示では特殊車についても定められているが、ここでは省略した。
  • 経過月・日数による期間以外に走行距離による期間が定められている場合は、いずれかを超えない期間とされる。どちらを適用するかは、車両や走行区間などによって異なる[25]
  • 長期間運用から外される場合の車両については別規定がある。
  • 表内注1:車両新製から最初の検査に対するもの。
  • 表内注2:主回路制御方式がタップ切替式の車両。
  • 表内注3:予燃焼室式の内燃機関又はクラッチが乾式である変速機を有する車両。
  • 出典:国土交通省告示第千七百八十六号、別表(第5条関係)

全般検査

編集
 
全般検査中の車両、仮台車を履きジャッキアップされている。

10 - 1[4]

使

JRC571801999113200618118使D51498西C571C5616024



5[3]
車両の種類 経過年・月数による期間 走行距離による期間
無軌条電車 3年 -
新幹線電車 3年(4年表内注1 120万キロメートル(90万キロメートル表内注2
蒸気機関車 4年 -
貨車 5年 -
新幹線の貨車 5年 -
電車及び貨車以外の新幹線車両 6年 -
懸垂式鉄道跨座式鉄道案内軌条式鉄道の電車 6年(7年表内注1 -
内燃機関車及び内燃動車 8年 -
新幹線以外の車両 8年 -
  • 機関車、旅客車、貨物車などの特殊車以外の車種のみを示す[注釈 3]。告示では特殊車についても定められているが、ここでは省略した。
  • 経過月・日数による期間以外に走行距離による期間が定められている場合は、いずれかを超えない期間とされる。
  • 長期間運用から外される場合の車両については別規定がある。
  • 表内注1:車両新製から最初の検査に対するもの。
  • 表内注2:主回路制御方式がタップ切替式の車両(現在在籍車なし)。
  • 出典:国土交通省告示第千七百八十六号、別表(第5条関係)

臨時検査

編集

臨時検査」とは、新車や中古車を購入した場合、車両を改造した場合、故障や事故などによる損傷を修理した場合にその都度必要に応じて検査するもの。

検査期限の延長

編集

56使[3]

240

21

4

6使[5][3]

JR東日本の新保全体系

編集

JR[26] 

20023[26]JR200241209[26]

[26][26][27] 

[26][27]

JR[26]
通勤形電車近郊形電車一般形電車
特急形電車

導入にあたって

編集

JR19935209[27][6]寿[26]

使VVVFSIV[26][27][27]

2092120 7.5寿[26]

[26][26]

寿[26]

 120  120

 180 120

 180 120

VVVF 240 120

 120 120

 240 240

60 60

60 寿120 寿240寿[26]604240 860[29] 

JR

検査の種類(JR東日本)

編集



#

仕業検査

編集

6日毎に実施する[30]

機能保全

編集

[7]90360[29]

使[29][29]

指定保全

編集

60 2.5 - 4.5姿[29]JR5












装置保全

編集

1205 - 9[29]60120寿[29]
  • 台車枠の分解検査
  • 車輪取り替え
  • 車軸の探傷検査
  • 主電動機の軸受グリース交換
  • 基礎ブレーキの磨耗部品取り替え
  • 一部電子機器の部品交換
  • 空気圧縮機の空制弁類の分解検査

車体保全

編集

24010 - 18寿[29]





CFRP





VVVFSIV



20024209E217VVVFSIV[27]

検査周期延伸

編集

JR寿13 - 1510[31]200921201527[8]10[32][33]

201971E231E653[9][34][33][35]

80

160

320





[10]

[36]



120240



160

[37]

今後の新保全体系

編集

今後、5~6年かけて対象車両の検査周期が順次延伸されていく[33]

主電動機の気吹き清掃を省略するため、研究開発センターで開放型の主電動機を密閉式に置き換える研究が行われている[32]

新保全体系についての参考文献等

編集
  • 高橋政士『詳解 鉄道用語辞典』山海堂
  • 日本鉄道車両機械技術協会『ROLLING STOCK & MACHINERY』2002年10月号「JR東日本の新しい車両保全体系(新保全体系)の概要」筆者:一木剛(JR東日本運輸車両部車両課)
  • レールアンドテック出版『鉄道車両と技術』No.132「JR東日本 車両保全・検修における現状と課題」筆者:星靖夫(JR東日本 運輸車両部車両保全計画グループ)
  • 日本鉄道技術協会「JREA」2011年10月号「JR東日本の車両保全体系の更なる最適化の取り組み」
  • 2007年第20回鉄道総研講演会 車両のメンテナンス 発表者:石塚弘道(財団法人鉄道総合技術研究所車両構造技術研究部 部長)※インターネットアーカイブ

JR東日本のモニタリング保全体系

編集

JR[38]JR20183061E235[11][39]

導入にあたって

編集

JR17[12]7006000E235[40]E353GV-E400E7[40]

A保全/B保全

編集

従来の機能保全(月/年)から、外観検査と最後の総合検査を除くほとんどの検査項目を運転中の機能確認に置き換えたものである[33][40][41]

前者は90日、後者は360日以内に実施する保全である[41]

C保全

編集

従来の指定保全から、運転中の機能確認に置き換える検査項目を除いたものである[40][41]

走行距離60万キロメートル毎に実施する保全で[41]2019年7月1日からの検査周期延伸の対象である[34]

D保全

編集

2025[39]

寿[39][40]

120240[39]

今後のモニタリング保全体系

編集

状態監視データの分析に基づく寿命予測の方法が確立次第、状態監視データの分析に基づく機器の寿命予測を、検査内容や機器更新の時期・内容に反映し、最適なタイミングでのメンテナンスを目指す[39]。さらに、新幹線についても、状態監視データの分析に基づく機器の寿命予測を目指す[40]

JR東海の新検査体系

編集

JR東海においても、2024年令和6年)4月から313系以降に新製した在来線電車を対象に、重要部検査と全般検査の検査周期の延長を行う「新検査体系」を導入している[42]

重要部検査

編集

走行距離80万キロメートル以内、または60ヶ月(5年)以内に実施[42]

全般検査

編集

120ヶ月(10年)以内に実施[42]

JR西日本の新検査体系

編集

JR西207[43]2018304207[43]

機能保全

編集

90日ごとに在姿状態で行う検査で、従来の交番検査に相当する。2021年度よりこの名称に変更した[44]

距離保全

編集

走行距離80万キロメートルごとに実施する検査[43]で、台車やモーターなど走行距離によって劣化する部位を検査する[45]。下記の期間保全とはそれぞれ独立して周期が管理されている[45]

期間保全

編集

120ヶ月(10年)ごとに実施する検査[43]で、ゴム・パッキング類の部品を使用している機器など、使用期間によって劣化する部位を検査する[45]

脚注

編集

注釈

編集


(一)^ 

(二)^ JRN700AN7002015273234562020JR西N700A456JR西W7306 JR西2020 - 西 p.118

(三)^ abc使[19]

(四)^ 

(五)^ 使

(六)^ 

(七)^ 90

(八)^ E653E257E231160E23350E53140E7216

(九)^ 209E217E501E1272557012055000

(十)^ 

(11)^ 201861A/BC

(12)^ WiMAXVVVFSIV調調

出典

編集


(一)^  2024430

(二)^ . . . 201528

(三)^ abcdefghi 20011225

(四)^ abcdef 2007, p. 60.

(五)^ ab. jstage. 2023620

(六)^  2012, pp. 4045.

(七)^ ab 2012, p. 43.

(八)^ abc 2007, p. 80.

(九)^ ab226200865 

(十)^ abcd︿2009172-173ISBN 978-4-7741-3731-5 

(11)^ . . JR. 2015223

(12)^  20232222024430

(13)^ ab200934ISBN 978-4-06-257660-4 

(14)^ abc 2012, p. 44.

(15)^ .  . . 2015228

(16)^  2007, pp. 6768.

(17)^ abJR西2020 - 西 p.118

(18)^ ab[]200774-75ISBN 978-4-05-403569-0 

(19)^ .  . . 2015228

(20)^ abcde 2012, p. 45.

(21)^ ab201312884pp.63-68

(22)^ ab No.147(PDf)  pp.4 - 5

(23)^ 20176398西  pp.56 - 63

(24)^ 30 (PDF) -  31 p.13

(25)^ https://doro-chiba.org/nikkan/post_188/

(26)^ abcdefghijklmnROLLING STOCK & MACHINERY200210JR17-18

(27)^ abcdefNo.132JR 

(28)^ PROFILE

(29)^ abcdefghROLLING STOCK & MACHINERY200210JR19-20

(30)^  (202192) "JR"

(31)^ JREA201110JR

(32)^ ab  (2019626).  No.9 (PDF). . p. 1. 2020101 E653E257E231E233E531E721 使

(33)^ abcd (201981). JR . . 2020928     0915  231 2600160  233 120050  531 30040  721806    10km80km10km   56  235  235  901    

(34)^ ab  (2019513).  No.91 (PDF).  . p. 1. 2020928 E653E231 205-5000209217E501E127255701 E235C

(35)^  (2019720). 699. . p. 2. 2020928 使71

(36)^  (20195).  (PDF).  . p. 2. 2020928 4.    

(37)^  (2019515).  1442 (PDF). . p. 5. 2020928  120使60120240km 160km

(38)^ [https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_23/Tech-23-28-31.pdf R&D  Time BasedCondition Based] (PDF). JR EAST Technical Review No.23 - SPRING.2008. . pp. 1,4 (2008). 2020928 

(39)^ abcde (20183).  (PDF).  . p. 1. 2020928 1. 3061 2. E235 3. 寿

(40)^ abcdef  (2018529).  No.97No.98 (PDF). . pp. 1-2. 2020928  17  WiMAXVVVFSIV調調17E23517700 6000    E235E353GV-E400E7    寿    E7寿

(41)^ abcd  (2018330).  1368 (PDF).  . pp. 1-2. 2020928 (1)A90B360 (2)C60 120 (3)  CBA

(42)^ abcPDF2024118 2024314https://web.archive.org/web/20240314144722/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043132.pdf2024424 

(43)^ abcdROLLINGSTOCKMACHINERY201811pp.50 - 52

(44)^ JR西2021(PDF) - JR西HP (JR西)

(45)^ abcJR西2018(PDF) - JR西HP (JR西)

参考文献

編集

20121 ISBN 978-4-7980-3340-2

2007850 ISBN 978-4-87149-949-1

 (2007).  (PDF). 20. . pp. 59-69. 201528

ROLLINGSTOCKMACHINERY201811JR西

関連項目

編集