使使

22調

使0.003 mm[1]

歴史

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中国

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魯班経1606年刊の絵による、明時代の建築風景。画面左側で台鉋が使用されている。両側に取り付けられた柄を持ち、押して材を削るタイプである。

中国では鉋の文字が唐の時代から使われ始めるが、これは現在の鉋台ではなく蜈蚣(むかで/ごこう)鉋子のことで、スクレーパーが複数枚並んだの様な道具である。

槍鉋

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槍鉋 (竹中大工道具館蔵)



2017[2][3]

廃絶と復元

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 - 西調20

台鉋

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台鉋の起源は明確ではないが、79年に噴火で埋もれたポンペイから世界最古の台鉋が出土している。また世界各地で、鉋の台頭が無い様な(日本の押し鉋の様な)形のwedged adzが発見されている。現代の日本の鉋は使用者が手前に引く際に木材が削れるようになっているが、ヨーロッパ中国のものは逆に押した時に削れるようになっているものが多い。ただし、日本で鉋を引く様に統一されたのは江戸時代中頃の事であり、室町時代に中国から台鉋が入って来た当初は押して使っていたことが当時の絵図などから判明している。

現在では、建築用には回転刃で切削する備え付け式または可搬式の電動カンナが多用されている。可搬式の電動鉋は全て押して用いる様に設計されている。電動でないものは、主に最終仕上げや複雑な曲線の加工用に使われるが、日本にのみ電動式で手動鉋同様の固定刃で切削する超仕上げ鉋と言われるものがある。

種類

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日本の鉋(和鉋)

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西調

14 - 2184 - 68



使











L

//

L調

()

L



15



12



調



L使7使5 - 12













使1 - 3



45°

使















使



西





60°





351調





使



調使



HSS



使



使



45






洋鉋(西洋鉋)

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西調1960

BENCH PLANEBLOCK PLANE調BLOCKButcher Block使25° - 60°

西BENCH PLANE45° - 55°BLOCK PLANE37° - 60°25°Primary Bevel30°Micro Bevel1°Back BevelRuler trick

Scraping PlaneRouter PlaneGround BladeScraping PlaneScraper bladeBurnisher使Router PlaneGround Blade90°100°

Stanley Works

中国の鉋(鉋子)

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中国の鉋は押して用いることと、日本の鉋と似た台に刃が仕込まれているが、進行方向から見て鉋身の後方左右に持ち手となる棒が装着されていることが特徴の鉋。西洋の木製鉋と同じように鉋身を木製の楔で固定して使用している事が多い。また、朝鮮半島や、東南アジア地域の国々はそれに準じた構造と使用法の鉋を用いている。これらの鉋は現在の日本ではほとんど使われることが無い。押し使い用に作られている鉋ではあるが、実際の使用時には押して用いる事もあれば、引いて用いる事もある。

電気カンナ

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電気カンナ

2 - 4使100-600 mm

その他

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調使



使


脚注

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(一)^ 201132516

(二)^ 20177272017729https://web.archive.org/web/20170729092517/http://www.ishikawa-maibun.or.jp/hakkutsu/hakkutsu17/youkaichijikata0729.pdf2017729 

(三)^ 使使

外部リンク

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