銀残し

画面のコントラストを強くする、銀塩写真の現像手法のひとつ

 (bleach bypass) 

映画での銀残し

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1960

使1960[1][2]1984

銀残しを使用した映画

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写真での銀残し

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通常のカラーネガプリント作業では発色現像の後に定着を行うが、それを抜きにして酢酸などで発色現像を停止すると画像に銀が残り、独特の色調になる。ただし、この方法では時間経過とともに化学変化が進む(銀の酸化による写真の白変が生じる)ので長期保存には向かず、印刷原稿などで使う場合にはスキャニングを早めに行う必要がある。

脚注

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  1. ^ 文献には『水銀を残したまま』と記載されている。ノート:銀残し#現像段階で利用される化学反応に水銀は関わりますかも参照のこと
  2. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P321~322

関連項目

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