青木雄造
青木 雄造(あおき ゆうぞう、1917年2月15日 - 1982年7月4日)は、日本の英国小説研究者、東京大学名誉教授。
来歴
編集人物
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●該博な知識と教養、英語力を持ちながら、生前には著書は一冊も出版しなかった。教授昇進の際に困り、原稿をまとめて出版社へ持って行き、刊行予定ということで教授会を通過したが、原稿は出版社から取り戻した。
●弟子︵恐らく小池滋︶と共訳︵恐らく﹃荒涼館﹄︶出版をすることになり、青木自身は前半を受け持ったが、青木がまるで仕事をしないので、小池が前へさかのぼって訳し、遂に第二章まで達してしまったという。定年退官後、退官記念論文集を作ろうとしたが、本人の原稿が出来上がらないため、遂に追悼記念論集になってしまった︵井上健﹃翻訳街裏通り﹄研究社より︶。
著書・論集
編集翻訳
編集編著
編集- 20世紀英米文学案内 24 グレアム・グリーン 青木雄造編 研究社出版 1971、のち新版