香炉

香を焚くための器具

使

使[1]

形状

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善光寺本堂前の大香炉

使

使

使

[2]

熱源

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香炉で用いる熱源には、以下のようなものがある。

  • 香料自体に着火する(線香など)
  • 炭火
    • 香炭(こうたん)=香炉で使用し、主に抹香で使用される小さな炭。
  • 電熱[3]

文化史

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古代中国における香炉

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日本の香道における香炉

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宗教における香炉

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仏教の香炉

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種類

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香立て

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使

琉球の信仰における香炉

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琉球王国にも「香炉」と呼ばれるものがあり、祖霊をまつるための媒介となる容器または聖地の目印として御嶽(うたき)拝所に置かれることが多い。普通の香炉とは見た目が大きく異なり、帯状の加工が施される縦横およそ20センチメートル、奥行き約10センチメートルの立方体の石である[8][9]

キリスト教の振り香炉

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出典

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  1. ^ [1]All About(2023年10月22日)2024年6月5日閲覧
  2. ^ 文化庁文化遺産オンライン:香炉の検索結果
  3. ^ 「京の伝統産業 現代にマッチ/火不要の香炉や紙製仏壇」『日経MJ』2024年6月3日ライフスタイル面
  4. ^ a b c d e f g h 香の道具 大阪市立美術館(2020年5月17日閲覧)
  5. ^ a b c d e 研修プログラム 文化体験 お香を聞く 京都府庁(2020年5月17日閲覧)
  6. ^ a b 舘隆志「禅房十事 香炉」花園大学国際禅学研究所(2020年5月17日閲覧)
  7. ^ 清水 1978, p. 11.
  8. ^ “パワースポット”斎場御嶽、コロナ禍のいま 盗難にあった香炉の意義とは?【深掘り・WEB限定】 | WEBオリジナル記事”. 沖縄タイムス+プラス. 2021年4月7日閲覧。
  9. ^ 沖縄の世界遺産「斎場御嶽」で盗難か 香炉が別の石材に置き換えられる”. ryukyushimpo.jp. 琉球新報 (2021年4月6日). 2021年4月7日閲覧。

参考文献

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  • 清水乞 編『仏具辞典東京堂出版、1978年。全国書誌番号:78030869https://dl.ndl.go.jp/pid/12265347/1/34 

関連項目

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