高祖山
高祖山(たかすやま)は、福岡県福岡市と糸島市の境に位置する標高416mの山である。古代の怡土城跡と中世の高祖城跡(原田城跡)がある。
高祖山 | |
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![]() 遠景 | |
標高 | 416 m |
所在地 |
![]() 福岡県糸島市・福岡市西区 |
位置 | 北緯33度32分54秒 東経130度16分07秒 / 北緯33.54833度 東経130.26861度座標: 北緯33度32分54秒 東経130度16分07秒 / 北緯33.54833度 東経130.26861度 |
高祖山の位置
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4d/Mount_Takasu_%28Fukuoka%29%2C_sanchou.jpg/220px-Mount_Takasu_%28Fukuoka%29%2C_sanchou.jpg)
山頂
名称
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﹁高祖山﹂のその名の由来は正確には不明で、古い文献には﹁高祖﹂﹁高祖の峰﹂﹁高祖山﹂とある。西の麓に高祖神社が存在する事から、この神社が山の名の由来、あるいは、先に山の﹁高祖﹂から﹁高祖神社﹂となったのか、はっきりとは決め難いが、﹁高祖﹂の名称はこの一帯にあったらしい。
また、その山容が、牛が長々と寝そべっている姿のように見える︵特に志登神社から見るその山容は牛が寝そべっている姿に見える事︶から臥牛山と地元では言われ、糸島市内のかなりの地域からその山容を望むことができる。
高祖山には南にもう一つの峰があり、これを﹁くしふる山﹂と呼んでいた、と推定される︵文献には、﹁椚(クヌギ)~、民家の後ろにあるをクシフル山と云ひしを誤りて椚と云ふに至れり﹂とある︶[1]。
怡土城
編集詳細は「怡土城」を参照
西斜面一帯には、天平勝宝8歳6月(756年)から神護景雲2年2月(768年)まで約12年の歳月をかけて、吉備真備(途中から佐伯今毛人に交代)が築いた怡土城があった。
高祖城
編集詳細は「高祖城」を参照