2000-2001シーズンのNBAは、NBAの55回目のシーズンである。2000年10月31日から始まり、2001年6月15日に全日程が終了した。

2000-2001シーズンのNBA
ロサンゼルス・レイカーズ 
期間 2000年10月31日-2001年6月15日
TV 放送 NBC, TBS
観客動員数 19,956,002人
サラリーキャップ 3550万ドル
平均サラリー 420万ドル
ドラフト
レギュラーシーズン
トップシード サンアントニオ・スパーズ
MVP アレン・アイバーソン
スタッツリーダー  
  得点 アレン・アイバーソン
チーム平均得点 94.8得点
プレーオフ
 イースタン  優勝 フィラデルフィア・76ers
   ミルウォーキー・バックス
ファイナル
 チャンピオン  ロサンゼルス・レイカーズ
ファイナルMVP シャキール・オニール
1999-2000

2001-02

シーズン前

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ドラフト

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1

(1)(19)(43)3(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(12)(16)(17)(18)(20)(21)(23)(25)(27)(29)(30)(33)(37)(38)(44)(49)NBA



 2000NBA

主な移籍

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チーム 獲得(移籍元) 放出(移籍先)
マイアミ・ヒート アンソニー・メイスン (CHH)

エディー・ジョーンズ (CHH)

ジャマール・マッシュバーン (CHH)

P・J・ブラウン (CHH)

ボション・レナード (DEN)

クラレンス・ウェザースプーン (CLE)

ニューオーリンズ・ホーネッツ ジャマール・マッシュバーン (CHH)

P・J・ブラウン (CHH)

アンソニー・メイスン (MIA)

エディー・ジョーンズ (MIA)

ブラッド・ミラー (CHI)

シカゴ・ブルズ ロン・マーサー (ORL)

ブラッド・ミラー (CHH)

ジャマール・クロフォード (CLE・新人)

ジョン・スタークス (UTA)

クリス・ミーム (CLE・新人)

クリーブランド・キャバリアーズ クラレンス・ウェザースプーン (MIA)

クリス・ミーム (CHI・新人)

マット・ハープリング (ORL)

ジャマール・クロフォード (CLE・新人)

ショーン・ケンプ (POR)

オーランド・マジック グラント・ヒル (DET)

トレイシー・マグレディ (TOR)

チャッキー・アトキンス (DET)

ベン・ウォーレス (DET)

チャンシー・ビラップス (MIN)

ロン・マーサー (CHI)

マット・ハープリング (CLE)

コーリー・マゲッティ (LAC)

デトロイト・ピストンズ チャッキー・アトキンス (ORL)

ベン・ウォーレス (ORL)

チャッキー・アトキンス (ORL)

ベン・ウォーレス (ORL)

クリスチャン・レイトナー (DAL)

リンジー・ハンター (MIL)

インディアナ・ペイサーズ ジャーメイン・オニール (POR) デイル・デイビス (POR)

マーク・ジャクソン (TOR)

クリス・マリン (GSW)

リック・スミッツ (引退)

ニューヨーク・ニックス グレン・ライス (LAL) パトリック・ユーイング (SEA)
ヒューストン・ロケッツ チャールズ・バークレー (引退)
ユタ・ジャズ ジョン・スタークス (CHI) ジェフ・ホーナセック (引退)
ゴールデンステート・ウォリアーズ ダニー・フォートソン (BOS)

クリス・マリン (IND)

テリー・カミングス (引退)
ロサンゼルス・レイカーズ ホーレス・グラント (SEA)

アイザイア・ライダー (ATL)

グレン・ライス (NYN)
サクラメント・キングス ボビー・ジャクソン (MIN) コーリス・ウィリアムソン (TOR)



16



PJ

レギュラーシーズン

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オールスター

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シーズン中の移籍

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76ers76ers


その他

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イースタン・カンファレンス

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アトランティック・ディビジョン

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順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 フィラデルフィア・76ers 56-26 A.アイバーソン(31.1) D.ムトンボ(13.5) E.スノウ(7.4) L.ブラウン
2 マイアミ・ヒート 50-32 E.ジョーンズ(17.4) A.メイスン(9.6) T.ハーダウェイ(6.3) P.ライリー
3 ニューヨーク・ニックス 48-34 A.ヒューストン(18.7) M.キャンビー(11.5) M.ジャクソン(8.0) J.ヴァンガンディ

D.チャイニー

4 オーランド・マジック 43-39 T.マグレディ(26.8) B.アウトロー(7.7) D.アームストロング(7.0) D.リバース
5 ボストン・セルティックス 36-46 P.ピアース(25.3) A.ウォーカー(8.9) A.ウォーカー(5.5) P.ピティーノ

J.オブライエン

6 ニュージャージー・ネッツ 26-56 S.マーブリー(23.9) K.マーティン(7.4) S.マーブリー(7.6) B.スコット*
7 ワシントン・ウィザーズ 19-63 R.ハミルトン(18.1) J.ホワイト(7.7) C.ホイットニー(4.2) L.ハミルトン*†

※(*=新任のヘッドコーチ †=シーズン終了後解任されたヘッドコーチ)

  • 76ersはアレン・アイバーソンや途中加入したディケンベ・ムトンボらの活躍で11年ぶりに地区優勝を遂げた。
  • オフに選手の大幅な入れ替えを行ったヒートとマジックは、シーズン前半に連敗を繰り返したが後半には持ち直し、それぞれ前季とほぼ同水準の勝率を収め、マジックは1シーズンぶりにプレーオフに復帰した。

セントラル・デビジョン

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順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 ミルウォーキー・バックス 52-30 R.アレン(22.0) A.ジョンソン(7.5) S.キャセール(7.6) J.カール
2 トロント・ラプターズ 47-35 V.カーター(27.6) A.デイビス(10.1) A.ウィリアムス(5.0) L.ウィルケンズ*
3 シャーロット・ホーネッツ 46-36 E.ジョーンズ(20.1) D.コールマン(8.5) D.ウェズリー(5.6) P.サイラス
4 インディアナ・ペイサーズ 42-40 J.ローズ(20.5) J.オニール(9.8) T.ベスト(6.1) I.トーマス
5 デトロイト・ピストンズ 32-50 J.スタックハウス(29.8) B.ウォーレス(13.2) J.スタックハウス(5.1) J.アーバイン
6 クリーブランド・キャバリアーズ 25-57 J.テリー(19.7) R.ライト(7.5) B.ナイト(5.9) R.ウィットマン
7 アトランタ・ホークス 33-49 SA.ラヒーム(21.7) SA.ラヒーム(9.0) J.テリー(5.7) R.クルーガー*
8 シカゴ・ブルズ 15-67 E.ブランド(20.1) E.ブランド(10.1) B.ドリュー(3.9) T.フロイド

15

8

3

31

ウエスタン・カンファレンス

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ミッドウエスト・デビジョン

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順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 サンアントニオ・スパーズ 58-24 T.ダンカン(22.2) T.ダンカン(12.2) A.ジョンソン(4.3) G.ポポヴィッチ
2 ダラス・マーベリックス 53-29 D.ノビツキー(21.8) D.ノビツキー(9.2) S.ナッシュ(7.3) D.ネルソン
3 ユタ・ジャズ 53-29 K.マローン(23.2) K.マローン(8.3) J.ストックトン(8.7) J.スローン
4 ミネソタ・ティンバーウルブズ 47-35 K.ガーネット(22.0) K.ガーネット(11.4) T.ブランドン(7.5) F.サンダース
5 ヒューストン・ロケッツ 45-37 S.フランシス(19.9) K.トーマス(7.4) S.フランシス(6.5) L.トムジャノビッチ
6 デンバー・ナゲッツ 40-42 A.マクダイス(20.8) A.マクダイス(12.1) N.V.エクセル (8.5) D.イッセルJバズデリック
7 バンクーバー・グリズリーズ 23-59 S.A.ラヒーム(20.5) S.A.ラヒーム(9.1) M.ビビー(8.4) S.ロウ*

11

75

6

パシフィック・デビジョン

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順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 ロサンゼルス・レイカーズ 56-26 S.オニール(28.7) S.オニール(12.7) K.ブライアント(5.0) Pジャクソン
2 サクラメント・キングス 55-27 C.ウェバー(27.1) C.ウェバー(11.1) ジェイソン・ウィリアムス(5.4) R.アデルマン
3 フェニックス・サンズ 51-31 S.マリオン(17.3) S.マリオン(10.7) J.キッド(9.8) S.スカイルズ
4 ポートランド・トレイルブレイザーズ 50-32 R.ウォーレス(19.2) R.ウォーレス(7.8) D.スタウダマイアー(5.7) M.ダンリービー
5 シアトル・スーパーソニックス 44-38 G.ペイトン(23.1) P.ユーイング(7.4) G.ペイトン(8.1) P.ウェストファル

N.マクミラン

6 ロサンゼルス・クリッパーズ 31-51 L.オドム(17.2) L.オドム(7.8) J.マッキニス(5.5) A.ジェントリー*
7 ゴールデンステート・ウォリアーズ 17-65 A.ジェイミソン(24.9) A.ジェイミソン(8.7) M.ブレイロック(6.7) D.コーウェンス*
  • 連覇を目指すレイカーズはコービー・ブライアントシャキール・オニールの欠場が影響して、67勝した前季より大幅に勝率を落とすが、それでもデビジョン首位は維持した。
  • パシフィック・デビジョン2強の一角であったトレイルブレイザーズに代わって、キングスが台頭を見せる。
  • スーパーソニックスはシーズン終盤に追い上げを見せるが、ロケッツ同様に勝率5割以上の成績を残しながらもプレーオフ進出はならなかった。
  • 平均失点で2シーズン連続リーグワースト1位となったウォリアーズは、シーズン中に11連敗以上を2度記録し、カンファレンス最下位となった。

スタッツ

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チームスタッツ

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# 平均得点トップ3 平均得点ワースト3 平均失点トップ3 平均失点ワースト3
チーム avg チーム avg チーム avg チーム avg
1 サクラメント・キングス 101.7 シカゴ・ブルズ 87.6 ニューヨーク・ニックス 86.1 ゴールデンステート・ウォリアーズ 101.5
2 ミルウォーキー・バックス 100.7 ニューヨーク・ニックス 88.7 マイアミ・ヒート 88.6 ワシントン・ウィザーズ 99.9
3 ロサンゼルス・レイカーズ 100.6 マイアミ・ヒート 88.9 サンアントニオ・スパーズ 88.4 デンバー・ナゲッツ 99.0

スタッツリーダー

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# 得点 リバウンド アシスト スティール
選手名 avg 選手名 avg 選手名 avg 選手名 avg
1 アレン・アイバーソン PHI 31.1 ディケンベ・ムトンボ PHI 13.5 ジェイソン・キッド NJN 9.8 アレン・アイバーソン PHI 2.5
2 ジェリー・スタックハウス DET 29.8 ベン・ウォーレス DET 13.2 ジョン・ストックトン UTA 8.7 ムーキー・ブレイロック GSW 2.4
3 シャキール・オニール LAL 28.7 シャキール・オニール LAL 12.7 ニック・バン・エクセル DEN 8.5 ダグ・クリスティ SAC 2.3

※ディケンベ・ムトンボは2年連続2度目のリバウンド王。ジェイソン・キッドは3年連続3度目のアシスト王。

# ブロックショット FG成功率 3P成功率 FT成功率
選手名 avg 選手名 % 選手名 % 選手名 %
1 テオ・ラトリフ PHI 3.7 シャキール・オニール LAL 57.2 ブレント・バリー SEA 47.6 レジー・ミラー IND 91.1
2 ジャーメイン・オニール IND 2.8 ボンジ・ウェルズ POR 53.3 ジョン・ストックトン UTA 46.2 リチャード・ハミルトン SEA 89.0
3 ショーン・ブラッドリー DAL 2.8 マーカス・キャンビー NYN 52.4 シャモンド・ウィリアムス SEA 45.9 ダレル・アームストロング DAL 88.8

個人タイトル

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※76ersが主要部門4冠を達成し、またイースタンのチームが主要6部門を独占した。

  • オールNBAチーム
ファーストチーム セカンドチーム サードチーム
F ティム・ダンカン SAS ケビン・ガーネット MIN カール・マローン UTA
F クリス・ウェバー SAC ヴィンス・カーター TOR ダーク・ノヴィツキー DAL
C シャキール・オニール LAL ディケンベ・ムトンボ PHI デビッド・ロビンソン SAS
G アレン・アイバーソン PHI コービー・ブライアント LAL ゲイリー・ペイトン SEA
G ジェイソン・キッド NJN トレーシー・マグレディ ORL レイ・アレン MIL

※クリス・ウェバーは初の1stチーム入り。トレーシー・マグレディ、ダーク・ノヴィツキー、レイ・アレンは初のオールNBAチーム入り。

  • オールディフェンシブチーム
ファーストチーム セカンドチーム
F ティム・ダンカン SAS ブルース・ボウエン SAS
F ケビン・ガーネット MIN P・J・ブラウン CHH
C ディケンベ・ムトンボ PHI シャキール・オニール LAL
G ジェイソン・キッド NJN コービー・ブライアント LAL
G ゲイリー・ペイトン MIL ダグ・クリスティ SAC

※ダグ・クリスティ、ブルース・ボウエンは初のディフェンスチーム入り。

  • オールルーキーチーム
ファーストチーム セカンドチーム
マイク・ミラー ORL ヘド・ターコルー SAC
ケニオン・マーティン NJN デズモンド・メイソン SEA
マーク・ジャクソン GSW コートニー・アレクサンダー WAS
ミカエル・ピートラス TOR マーカス・ファイザー CHI
ダリウス・マイルズ LAC クリス・ミーム CLE

イースタン・カンファレンス

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ファーストラウンド カンファレンスセミファイナル カンファレンスファイナル
         
1 フィラデルフィア・76ers 3
8 インディアナ・ペイサーズ 1
1 76ers 4
5 ラプターズ 3
5 トロント・ラプターズ 3
4 ニューヨーク・ニックス 2
1 76ers 4
2 バックス 3
3 マイアミ・ヒート 0
6 シャーロット・ホーネッツ 3
6 ホーネッツ 3
2 バックス 4
7 オーランド・マジック 1
2 ミルウォーキー・バックス 3

1876ers11.913P176ers32

3



76ers1176ers276ers5635021476ers55224536337788-8776ers

198924Q42321984

76ers3退21476ers26412776ers4476ers76ers1983

ウエスタン・カンファレンス

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ファーストラウンド カンファレンスセミファイナル カンファレンスファイナル
         
1 サンアントニオ・スパーズ 3
8 ミネソタ・ティンバーウルブズ 1
1 スパーズ 4
5 マーベリックス 1
5 ダラス・マーベリックス 3
4 ユタ・ジャズ 2
1 スパーズ 0
2 レイカーズ 4
3 サクラメント・キングス 3
6 フェニックス・サンズ 1
3 キングス 0
2 レイカーズ 4
7 ポートランド・トレイルブレイザーズ 0
2 ロサンゼルス・レイカーズ 3
  • レイカーズが圧倒的な強さを誇示し、全シリーズをスイープして11戦全勝でファイナルに進出する。プレーオフ前は、いずれもレイカーズの強力なライバルのキングスとトレイルブレイザーズの前に、レイカーズは苦戦するだろうと予想されていたが、前季チャンピオンチームはライバルたちを全く寄せ付けず、ホームコートアドバンテージを持ち、そのシリーズは『事実上のファイナル』と言われたスパーズでさえ、レイカーズにはまるで歯が立たなかった。プレーオフを11戦全勝で勝ち上がったのはリーグ史上2チーム目であり、最初のチームも1988-89シーズンの"ショータイム"時代のレイカーズだった。

198376ers76ers19834198376ers1212FoFoFo1FoFiFo12

562611

第1戦

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6月6日

Recap

76ers 107, レイカーズ (OT) 101
Pts: アイバーソン 48
Rebs: ディケンベ・ムトンボ 16
Asts: アーロン・マッキー 9
Steals:アイバーソン 5
Pts: オニール 44
Rebs: オニール 20
Asts: ブライアント他2名 5
TOs:ブライアント 6
76ers1-0レイカーズ

ロサンゼルス ステイプルズ・センター


西76ersFoFoFo

3076ers676ers824Q4Q76ers76ersPG294-9294-9476ers3P10710176ers1

442010/2219198913

第2戦

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レイカーズは第1戦で不調だったコービー・ブライアントがチームを牽引するのに対し、76ersのアレン・アイバーソンはレイカーズの厳しいディフェンスの前にシュートが決まらず、この日はFG10/29に終わった。試合はレイカーズペースで進んだが、第4Qには76ersが猛反撃を見せ、残り2分20秒にはエリック・スノウのレイアップで86-89の3点差まで追い上げた。しかしデレック・フィッシャーの3Pシュートで点差を広げられるとここで力尽き、レイカーズが9点差をつけて勝利し、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。

レイカーズはブライアントがチームハイの31得点。またシャキール・オニールは29得点20リバウンド9アシスト8ブロックと、クアドルプル・ダブルに迫る成績を残した。一方の76ersは第1戦で大活躍したアイバーソンが厳しいディフェンスの前に沈黙し、フィールドゴールは10/29に終わった。特に76ersが猛反撃を見せた時間帯に10本のシュートを立て続けにミスしたことが敗因に繋がった。

第3戦

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6月10日

Recap

レイカーズ 106, 76ers 103
Pts: ブライアント 32
Rebs: オニール 12
Asts: オニール 他3名 3
Blocks:オニール 4
Pts: アイバーソン 32
Rebs: アイバーソン; ムトンボ 12
Asts: マッキー 8
レイカーズ2-1 76ers

フィラデルフィア ワコビア・センター

故郷フィラデルフィアの市民から盛大なブーイングで迎えられたコービー・ブライアントが、チームハイの32得点をあげて76ersを降す。

試合は55-45のレイカーズリードで後半を迎えたが、シャキール・オニールがファウルトラブルに陥り、第4Q残り2分20秒でついにファウルアウトとなった。その間76ersはアレン・アイバーソンを中心に反撃を試み、オニールがファウルアウトになった時には2点差にまで追い上げていた。最大のチャンスを得た76ersは残り1分2秒にはついに1点差にまで詰め寄るも、レイカーズの"ビッグショット・ロブ"ことロバート・オーリーが勝利を決定付ける3Pシュートを決めて、レイカーズが重要な第3戦をものにした。レイカーズはオニールのファウルトアウト、ブライアントの後半に入っての失調などトラブルに見舞われたが、ロバート・オーリーが第4Qだけで12得点を記録し、その穴を埋めた。

第4戦

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レイカーズが序盤に得たリードを最後まで守りきり、このシリーズ初の二桁点差となる14点差をつけて快勝した。レイカーズはシャキール・オニールが34得点14リバウンドを記録したほか、コービー・ブライアントも19得点10リバウンド9アシストと準トリプル・ダブルと言える成績を残した。76ersはレイカーズの厳しいディフェンスの前に苦しみ、アレン・アイバーソンは35得点をあげたもののフィールドゴール12/30に終わった。

第5戦

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76ers76ers3P70.6%調3P76ers4Q1976ers1147108-9622913526122063P18

MVP33.015.82MVP315193.8%
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 勝敗
ロサンゼルス・レイカーズ 94 101 98 100 108 4-1
フィラデルフィア・76ers 107 89 91 86 96 1-4

フィラデルフィア・76ers ヘッドコーチ: ラリー・ブラウン
アレン・アイバーソン | ディケンベ・ムトンボ | アーロン・マッキー | エリック・スノウ | タイロン・ヒル | ジョージ・リンチ | マット・ガイガー | ロドニー・ビュフォード | ジュメイン・ジョーンズ | トッド・マッカラー | ケビン・オーリー | ロショーン・マクロード | ラジャ・ベル | ペペ・サンチェス | アンソニー・ミラー

引退した主な選手

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 1984-01 退

 1984-01

 1984-01 

A.C. 1985-01 NBA382

 1985-01 20

 1985-01

 1986-01 325

 1987-01 160cmNBA1退退WNBA

 1988-01

 1989-01 19992000252

 1991-01

外部リンク

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