GTR法
概要
編集術式
編集フラップ手術と同様の術式後、メンブレンを設置。非吸収性のものはメンブレンを除去するための二次手術が必要になる。
適応症
編集- 2度の根分岐部病変
- 2壁性および3壁性骨欠損
吸収性と非吸収性
編集メンブレンには、乳酸グリコール酸系の高分子性膜やコラーゲン膜などの吸収性膜と、e-PTFE膜などの非吸収性膜がある。 二次手術を必要としない点は吸収性が有利だが、非吸収性の方がスペースメイキングに優れておりまた、吸収されないので必要な期間メンブレンを局所に置いておくことができるという利点があり症例により使い分けが必要。
GTR法とエムドゲイン
編集GTR法はスペースメイキングを行い歯根膜由来のセメント質を新生させる方法であり、エムドゲインはエナメルマトリックスタンパクを用いる事によりセメント質を誘導する。エムドゲインの方が付着力は強い。
脚注
編集- ^ Inc, Shogakukan (2023年7月29日). “リグロス、エムドゲイン、GTR法、覚えておきたい「歯周病」治療の基礎知識|@DIME アットダイム”. @DIME アットダイム. 小学館. 2023年11月5日閲覧。