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iPadOS 18Apple5iPadOS2024611WWDC2024調[1][2]20247
iPadOS 18
iPadOSオペレーティングシステムのリリース
開発者 Apple
OSの系統 iPadOS
ソースモデル クローズドソース(オープンソースソフトウェア部分的利用)
初版 2024年6月11日 (43日前) (2024-06-11)
最新安定版 18.0 Beta / 2024年6月11日 (43日前) (2024-06-11)
アップデート方式 ソフトウェアアップデート
プラットフォーム

Apple A10/A12X以降

12.9インチiPad Pro (第3世代)/iPad (第7世代)以降
カーネル種別 ハイブリッドカーネル
ライセンス Apple Software License Agreements
先行品 iPadOS 17
ウェブサイト apple.com/jp/ipados/ipados-18
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新機能・変更点

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Apple Intelligence

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Apple IntelligenceiOS 18iPadOS 18macOS Sequoia[1][1][3][4][5]

20242025[1][1][4]

Apple M1iPad Air/iPad Pro[4]

新しいSiriから、Apple Intelligence以外に、外部のChatGPT-4oOpenAIのアカウントや契約無しで利用することも可能となる。

ホーム画面とロック画面

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ホーム画面

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ホーム画面のアプリが画面上の自由な位置に配置する事が可能となった。また、アプリアイコンがダークモードによって専用の色彩に変更されるオプションも追加された[1][2]

ロック画面

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ロック画面の下に表示されるアイコンの変更と用途が変更可能になった[1][2]

アプリのロック

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全てのアプリでFace IDあるいはTouch IDでのロック機能に対応したほか、他の人に見られたくないアプリを隠す機能などが搭載された[1][2]

コントロールセンター

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新しくデザインされたコントロールセンター。これまでよりもさらに自由にカスタマイズ可能になり、今までのコントロールセンターの画面に加え、ミュージック、ホーム、通信用の画面が追加された[1][2]

写真

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写真アプリが一新され、新しい表示方法に変更された。Apple Intelligenceを活用し、自動でアルバムを生成したり、音楽と共にスライドショーを作成する機能の機能向上とより一層複雑な検索キーワードに対応した検索機能や、意図しない写り込みを除去してくれる機能などが搭載された[注釈 1][1][2]

メール

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一新されたデザインに変更され、「重要」「支払い」「プロモーション」などに自動で振り分ける機能が追加される予定である[注釈 2]。また、Apple Intelligenceを使用できるようになるため、メールの返信内容を校閲してくれたり自動で返信内容の提案や文体の変更を行なってくれる[注釈 1][1][2]

メッセージ

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新しいテキストスタイル(太文字、イタリック、下線など)に対応。リアクション機能も強化され、より多くのリアクションの選択肢が追加された。さらに、「あとで送る」機能やRCSに対応した[1][2]

計算機

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初の計算機アプリ搭載。通貨や単位の変換や画面での関数計算に対応し、「計算メモ」と呼ばれるメモに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[1][2]

Safari

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Safariに関連項目について自動的に検索し表示してくれる機能やApple Intelligenceを活用した要約機能が追加された[注釈 1][1][2]

ノート

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ノートアプリで音声から自動で文章を書き出す機能やノートに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[1][2]。その他、ハイライトの色や折りたたみ式の書式が追加された。

パスワード

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iCloudiPhoneiPadMacApple Vision ProWindows[1][2]

ゲームモード

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macOS Sonomaで追加されたゲームモードと同様の機能に対応した。これにより、ゲーム時のゲームアプリ以外の動作を極力控えることでゲームパフォーマンスを向上させる[1][2][7]

マップ

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高度が表示に対応し、ハイキングコースをカスタマイズする事が可能になった[1][2]

ウォレット

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ウォレットに追加したパスに会場の案内やマップ、当日の天気などが表示できる機能が追加された[1][2]

カレンダー

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新しくなったデザインにより見やすさが向上したほか、リマインダーとの機能連携が可能になった[1][2]

プライバシーとセキュリティー

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アプリに共有する連絡先が、今までは全てを共有するかしないかの二択だったが、自由に共有する連絡先をユーザー自身が選択する機能が追加された[1][2]

アクセシビリティ

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アイトラッキングによって目線での操作に対応。その他、音楽のリズムと共に振動する「Apple Musicカタログ」機能が追加された[1][2]

バージョン

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バージョン ビルド 配信日 更新内容 リリースノート
Developer Beta iPadOS18 Beta1 22A5282m 2024年6月11日 Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
  • ホーム画面:ホーム画面のアプリが画面上の自由な位置に配置する事が可能となった。また、アプリアイコンがダークモードによって専用の色彩に変更されるオプションも追加された。
  • アプリのロック:全てのアプリでFace IDあるいはTouch IDでのロック機能に対応したほか、他の人に見られたくないアプリを隠す機能などが搭載された。
  • コントロールセンター:新しくデザインされたコントロールセンター。これまでよりもさらに自由にカスタマイズ可能になり、今までのコントロールセンターの画面に加え、ミュージック、ホーム、通信用の画面が追加された。
  • 写真:写真アプリが一新され、新しい表示方法に変更された。
  • メッセージ:新しいテキストスタイル(太文字、イタリック、下線など)に対応。リアクション機能も強化され、より多くのリアクションの選択肢が追加された。さらに、「あとで送る」機能やRCSに対応した。
  • 計算機:通貨や単位の変換にも対応。その他、縦画面での関数計算に対応し、「計算メモ」と呼ばれるメモに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された。
  • Safari:Safariに関連項目について自動的に検索し表示してくれる機能が追加された。
  • AirPods:AirPods(第二世代)が首振りによる操作に対応。電話等に出る際は縦に、拒否する際は、横に振ることで人の多いところや話せない場面で操作が可能になった。
  • ノート:ノートアプリで音声から自動で文章を書き出す機能やノートに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された。その他、ハイライトの色や折りたたみ式の書式が追加された。
  • パスワード:これまでのiCloudキーチェーンが独立したアプリになった。このアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、Windowsに対応している。
  • ゲームモード:macOS Sonomaで追加されたゲームモードと同様の機能に対応した。これにより、ゲーム時のゲームアプリ以外の動作を極力控えることでゲームパフォーマンスを向上させる。
  • マップ:高度が表示に対応し、ハイキングコースをカスタマイズする事が可能になった。
  • ウォレット:ウォレットに追加したパスに会場の案内やマップ、当日の天気などが表示できる機能が追加された。
  • カレンダー:新しくなったデザインにより見やすさが向上したほか、リマインダーとの機能連携が可能になった。
  • プライバシーとセキュリティー:アプリに共有する連絡先が、今までは全てを共有するかしないかの二択だったが、自由に共有する連絡先をユーザー自身が選択する機能が追加された。
  • アクセシビリティ:アイトラッキングによって目線での操作に対応。
[8][1][2]
iPadOS18 Beta2 2024年6月25日 Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
iPadOS18 Beta3 22A5307f 2024年7月9日 Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
  • アプリアイコンのダークモードへの対応。(開発者によるアイコンの追加が必要なく、可能な場合は自動で背景を切り出し黒い背景を適用される。自動で切り抜きが不可能な場合はアイコンが若干暗くなる仕様に変更された。)
  • 絵文字キーボードでの絵文字のサイズ調整。(従来より少し大きく表示されるようになった。)
  • 壁紙に新たな「ダイナミック」のオプションが追加。

(注:全て日本時間)凡例:   過去のバージョン   最新のバージョン   最新のベータバージョン

対応機種

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以下は、iPadOS 18に対応している端末の一覧である。iPadOS 17まで対応していたiPad (第6世代)12.9インチiPad Pro (第2世代)10.5インチiPad Proがサポート対象外となった。[2]

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b c d e この機能はAppleシリコンを搭載した機種のみ対応[6]
  2. ^ 年内に使用可能(2024年)

出典

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(一)^ abcdefghijklmnopqrstuKeynote - WWDC24 - Videos (). Apple Developer. 2024612

(二)^ abcdefghijklmnopqrstiPadOS 18 Preview (). Apple. 2024611

(三)^ Apple Intelligence Preview (). Apple. 2024611

(四)^ abciPhoneiPadMacApple Intelligence. Apple Newsroom (). 2024611

(五)^ macOS SequoiaMac. Apple Newsroom (). 2024611

(六)^ published (2024610). Here are the devices that will support Apple Intelligence  no older iPhones allowed (). Tom's Guide. 2024610

(七)^ iOS 18iPadOS 18macOS 14 SonomaAirPodsGIPXbox. AAPL Ch.. 2024619

(八)^ Operating Systems - Apple. idmsa.apple.com. 2024612

外部リンク

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