元期

主に天体観測や測量において、時間的な起点をいう用語
J2000.0から転送)

: epoch2000.0西2000110T1900101219001012471311

天体観測における元期

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西11200611UT

使

190019502000J2000.01112

測量における元期

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地殻変動による位置座標の歪みを修正するために導入されたセミ・ダイナミック補正では、測量成果の基準日を元期という。元期に対して観測を行った時点を今期(こんき)と呼ぶ[1]

2023年現在で公開されている日本の「測量成果2011」における元期は、おおむね東日本では2011年5月24日、西日本では1997年1月1日である。

コンピュータにおける元期

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Unixにおける元期

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Unixでは協定世界時1970年1月1日の0時0分0秒が元期と定められている[2]UNIX時間はこの元期からの秒数である。

Classic Mac OSにおける元期

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Classic Mac OS(およびMacintosh File System英語版HFSHFS+)では協定世界時1904年1月1日の0時0分0秒が元期と定められている[注釈 1]

脚注

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注釈

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(一)^ 1900190419002099西432204026

出典

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  1. ^ [1] セミ・ダイナミック補正 国土地理院
  2. ^ Definitions”. IEEE及びThe Open Group (2018年). 2020年7月12日閲覧。

関連項目

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