MÚSECA
『MÚSECA』(ミュゼカ)は、コナミアミューズメント(2016年10月まではコナミデジタルエンタテインメント)が2015年12月10日に発売したアーケードゲーム。BEMANIシリーズのひとつとして稼働されている。2018年6月26日よりオフライン稼働対応キット導入筐体へのアップデートが行われ、対応筐体はオフラインでも稼働が可能となった。2018年7月31日に前述のキットを適用していない筐体のサービスが終了したが、その後も対応筐体であればオンライン・オフライン共に稼働は可能。
ジャンル | 音楽ゲーム |
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対応機種 | アーケードゲーム |
発売元 | コナミアミューズメント |
シリーズ | BEMANIシリーズ |
発売日 | 2015年12月10日 |
筐体 | 専用筐体 |
概要
編集音楽ゲームとイラストの融合をコンセプトとしている[1]。
稼働に先駆け、2015年6月19日から3日間ロケテストが行われていた[2]。
プレイヤーは見知らぬ世界に迷い込んだ探索者となり、特殊な能力を持ったイラスト・Grafica(詳細は後述)を入手・解放していくことが目的となる。
2018年6月26日よりオフライン稼働対応キット導入筐体へのアップデートが行われ、対応筐体はオフラインでも稼働が可能となった。
シリーズ作品
編集ゲームシステム
編集『SOUND VOLTEX』等のように、奥から手前に迫るエフェクトノーツを演奏する形になっている。操作デバイスは画面前面に設置された上段3個・下段2個のボタンと、筐体下部にあるフットペダルの計6種類である。
判定はCRITICAL/NEAR/ERRORの3種類であり、ERRORを出すことでコンボが途切れる。全てのノーツをCRITICALもしくはNEARの判定で処理して完奏すると「CONNECT ALL」となる。
ノーツの種類
編集Grafica
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特殊な能力を持つイラスト。描かれているモチーフは人間が大半だが、動物・神・ロボットなど多岐に渡る。テーマや効果によって10の世界(属性)に分けられている。
「MÚSECA」では、STORYのMISSIONのクリア・ログインスタンプで自動的に入手できるほか、楽曲プレイ前にいくことができるGraf. HOLEと呼ばれる場所でCOLORISと呼ばれる報酬を消費しても入手できる。「MÚSECA 1+1/2」では、解放ミッションをクリアすることでGraficaを入手することができる。
プレイ開始前に3個まで使用するGraficaを設定することができる。
Graficaには「スキル(初代MUSECAではGIFT)」を持つものがあり、各楽譜に設定されている「ギフテッドエリア」と呼ばれる箇所に入ったところで自動的に発動する。カットインの後、楽譜の後方に大きくGraficaに描かれたキャラクターが表示される。ギフテッドエリアを抜けるまで、対応したGraficaの効果が発動し続けている。
「MÚSECA」では設定するGraficaの種類によって、クリアの難易度・プレイ時の譜面のエフェクト・スコアの増減・クリア後の報酬の増減などを大きく左右するため、このゲームにおける重要な要素と言える。「MÚSECA 1+1/2」ではその制度は撤廃され、解放ミッションのクリアに関わる描画力と固有スキルのみがステータスとして存在する。
世界
編集登場キャラクター
編集- イリル(ILLIL)
- 声 - 内田真礼
- プレイヤーが目覚めた先で最初に出会う少女。キュレーターと呼ばれる探索者であり、Graficaの捜索・解放を目的としている。プレイヤーにGraficaを扱う素質があることを見抜き、自分の所属する組織に案内する。
- 「ポーネ」ボーネ / 声 - 佐々木愛
- 「休憩」マデレイン / 声 - 柳井久代
- 「レッドカーペット」レッドカーペット / 声 - 服部想之介
- 「彼の花の名は」JOMANDA / 声 - DJ YOSHITAKA
出典
編集- ^ “MÚSECA Compe.”. KONAMI. 2016年3月13日閲覧。
- ^ “『BEMANI』最新作『MÚSECA(ミュゼカ)』は新感覚かつユーザー参加型の音楽ゲームに! ロケテストをリポート”. ファミ通.com (2015年6月19日). 2016年3月13日閲覧。