RSウイルス

主として乳幼児の呼吸器感染症の病原体
RSウイルス感染症から転送)

RSウイルス: respiratory syncytial virus)は、ニューモウイルス科オルソニューモウイルス属に属するRNAウイルスの一種。学名はヒトオルソニューモウイルスHuman orthopneumovirus[1]、直訳して呼吸器合胞体ウイルスとも[2]

RSウイルス

RSウイルスの電子顕微鏡像

分類
レルム : リボウィリア Riboviria
: オルソルナウイルス界 Orthornavirae
: ネガルナウイルス門 Negarnaviricota
亜門 : ハプロウイルス亜門 Haploviricotina
: モンイウイルス綱 Monjiviricetes
: モノネガウイルス目 Mononegavirales
: ニューモウイルス科 Pneumoviridae
: オルソニューモウイルス属 Orthopneumovirus
: ヒトオルソニューモウイルス Human orthopneumovirus

AB2

55°C[3]syncytium, pl. syncytia

臨床像

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RS[4]RS宿

11150%5090%[3]15070%1/33[3][5]

4461

13[5]C[3]

=[3]調
  • 2〜5日の潜伏期の後、39°C程度の発熱鼻水など
  • 通常1〜2週間で軽快
  • 呼吸困難等のために0.5〜2%で入院が必要(酸素補給、気管拡張、点滴などで支援)

診断

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PCR

RSVRSV-

RS20119201110[6][7]

治療

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対症療法が主体となる。

発症抑制

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RS
RS1[8]

ワクチン開発

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2018[9]19602%80%2[10]RS

脚注

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(一)^ Virus Taxonomy: 2019 Release.  (ICTV). 2020510

(二)^ https://www.southernnevadahealthdistrict.org/ja/Health-Topics/respiratory-syncytial-virus-viral-respiratory-disease-rsv/

(三)^ abcdeRS 

(四)^ . . 2018212

(五)^ abRS  

(六)^ IDWR 201234RS 

(七)^ 135RS  20081017 20121213

(八)^  

(九)^ RS.  (201812). 2020316

(十)^  (2015). RS (pdf).  () 27(4): 348-349. http://www.jspid.jp/journal/full/02704/027040348.pdf. 

関連項目

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外部リンク

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