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いやいやながらの王様(Le roi malgré lui)は、エマニュエル・シャブリエが作曲した3幕からなるオペラ・コミック︵またはオペレッタ︶である。﹁不本意な王﹂とも称される。
概要
3曲残しているシャブリエのオペレッタのうち2番目に書かれた﹃いやいやながらの王様﹄は、1887年に作曲が行われ、短期間のうちに完成された。同年の5月18日にパリで初演された。しかし現在では、殆ど上演されることが少なく、第2幕で演奏される﹁ポーランドの祭り﹂や第3幕の﹁スラヴ舞曲﹂のみが演奏されるぐらいである。
台本はE.ド・ナジャとP.ビュランによる。
ポーランドの祭り
﹁ポーランドの祭り﹂は、第2幕で演奏される音楽で、舞踏の広間の情景を描いている。演奏会などで多く演奏される有名な楽曲である。
スラヴ舞曲
﹁スラヴ舞曲﹂は、第3幕への導入の音楽で、華やかで生き生きとした雰囲気を盛り上げる。こちらも多く演奏される。