「アストラ (アルバム)」の版間の差分
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| Name = アストラ |
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| Type = [[スタジオ・アルバム]] |
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| Artist = [[エイジア]] |
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| Released = [[1985年]][[11月30日]] |
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| Recorded = [[1984年]]-1985年 |
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Recorded = [[1984年]] | |
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| Producer = [[マイク・ストーン]]、[[ジェフ・ダウンズ]] |
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⚫ | | Reviews = *[[オールミュージック|Allmusic]] {{Rating|2|5}} [https://www.allmusic.com/album/astra-mw0000649843 link] |
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Producer = [[マイク・ストーン]] | |
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*68位(英国・オフィシャルチャート) |
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*15位(日本・[[オリコンチャート]]) |
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| Certification = |
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| Last album = [[アルファ (エイジアのアルバム)|アルファ]]<br />([[1983年]]) |
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| This album = '''アストラ'''<br />(1985年) |
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| Next album = [[ゼン・アンド・ナウ (エイジアのアルバム)|ゼン・アンド・ナウ]]<br />([[1990年]]) |
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⚫ | 『'''アストラ'''』 (''Astra'') は、[[イギリス]]の[[プログレッシブ・ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]である[[エイジア]]が[[1985年]]に発表したアルバム。 |
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ギタリストの[[スティーヴ・ハウ (ギタリスト)|スティーヴ・ハウ]]は本作発表前にバンドを脱退し、[[スイス]]人である[[マンディ・メイヤー]]と交代した。ハウによると、アルバムの発売前にレコード会社からアルバムで演奏して欲しいとアプローチを受けたが、アルバムの素材を聴いて断った。愛についての歌詞が少なく、アストラはこれまでのエイジアの作品と少し異なる。 |
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[[スティーヴ・ハウ (ギタリスト)|スティーヴ・ハウ]]はバンドを脱退し、[[スイス]]人である[[マンディ・メイヤー]]と交代した。 |
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ハウによると、アルバムの発売前にレコード会社からアルバムで演奏して欲しいとアプローチを受けたが、アルバムの素材を聴いて断った。 |
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[[愛]]についての歌詞が少なく、アストラはこれまでのエイジアの作品と少し異なる。 |
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アストラは日本では人気だったものの、 |
『アストラ』は日本では人気だったものの、人々の興味をひきつけられず、[[ビルボード]]で67位が最高と注目されなかった。[[ジョン・ウェットン]]も「なぜ急に売れなくなったのかわからない」と語っていた。 |
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アルバム発売後、ウェットンはエイジアを脱退し、メイヤーは再びエイジアで演奏することはなかった。バンドはアストラ |
アルバム発売後、ウェットンはエイジアを脱退し、メイヤーは再びエイジアで演奏することはなかった。バンドは﹃アストラ﹄に伴うコンサート・ツアーをキャンセル後、活動を終えた。バンドが活動を再開するのは、1990年まで待たねばならなかった。
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アルバムの解説によると、当初はArcadiaというタイトルを予定していたが、同じ時期に[[デュランデュラン]]のサイモン、ニック、ロジャーによって[[アーケイディア]]のデビューが発表されたため変更したという |
アルバムの解説によると、当初は「Arcadia」というタイトルを予定していたが、同じ時期に[[デュランデュラン]]のサイモン、ニック、ロジャーによって[[アーケイディア]]のデビューが発表されたため変更したという<ref>MCAビクター『アストラ』(1992年) 伊藤秀世によるライナーノーツより</ref>。 |
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「カウントダウン・トゥ・ゼロ」の[[イントロ]]で使われている[[効果音]]([[w:Deep_Note|Deep Note]])は、[[THX]]のトレーラーで流れる[[サウンドロゴ]]を借用している([[w:THX|英語版THXの記事]]も参照)。 |
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== 収録曲 == |
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⚫ | # ロックンロール・ドリーム - "Rock and Roll Dream" (Wetton/Downes) – 6:51 |
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⚫ | # カウントダウン・トゥ・ゼロ - "Countdown to Zero" (Wetton/Downes) – 4:14 |
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== パーソネル == |
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*[[カール・パーマー]] - [[ドラムセット|ドラムス]] |
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*[[ジェフリー・ダウンズ]] - [[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[ |
* [[マンディ・メイヤー]] - [[ギター]] |
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* [[ジェフリー・ダウンズ]] - [[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[ボーカル]] |
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*[[ジョン・ウェットン]] - |
* [[ジョン・ウェットン]] - ボーカル、[[ベース (弦楽器)|ベース]] |
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== 出典 == |
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[[Category:エイジアのアルバム]] |
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[[Category:1985年のアルバム]] |
[[Category:1985年のアルバム]] |
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2024年1月5日 (金) 22:55時点における最新版
『アストラ』 | ||||
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エイジア の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1984年-1985年 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ゲフィン・レコード | |||
プロデュース | マイク・ストーン、ジェフ・ダウンズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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エイジア アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Go」 - YouTube |
概要[編集]
ギタリストのスティーヴ・ハウは本作発表前にバンドを脱退し、スイス人であるマンディ・メイヤーと交代した。ハウによると、アルバムの発売前にレコード会社からアルバムで演奏して欲しいとアプローチを受けたが、アルバムの素材を聴いて断った。愛についての歌詞が少なく、アストラはこれまでのエイジアの作品と少し異なる。 ﹃アストラ﹄は日本では人気だったものの、人々の興味をひきつけられず、ビルボードで67位が最高と注目されなかった。ジョン・ウェットンも﹁なぜ急に売れなくなったのかわからない﹂と語っていた。 アルバム発売後、ウェットンはエイジアを脱退し、メイヤーは再びエイジアで演奏することはなかった。バンドは﹃アストラ﹄に伴うコンサート・ツアーをキャンセル後、活動を終えた。バンドが活動を再開するのは、1990年まで待たねばならなかった。 アルバムの解説によると、当初は﹁Arcadia﹂というタイトルを予定していたが、同じ時期にデュランデュランのサイモン、ニック、ロジャーによってアーケイディアのデビューが発表されたため変更したという[1]。 SFをテーマにアルバムのカバーで描かれた女性が出ているビデオが作られた﹁ゴー﹂は、ビルボードで最高46位となった。 ﹁カウントダウン・トゥ・ゼロ﹂のイントロで使われている効果音(Deep Note)は、THXのトレーラーで流れるサウンドロゴを借用している︵英語版THXの記事も参照︶。収録曲[編集]
- サイド1
- ゴー - "Go" (Wetton/Downes) – 4:07
- ヴォイス・オブ・アメリカ - "Voice of America" (Wetton/Downes) – 4:27
- ハード・オン・ミー - "Hard On Me" (Wetton/Downes/Palmer) – 3:34
- ウィッシング - "Wishing" (Wetton/Downes) – 4:15
- ロックンロール・ドリーム - "Rock and Roll Dream" (Wetton/Downes) – 6:51
- サイド2
- カウントダウン・トゥ・ゼロ - "Countdown to Zero" (Wetton/Downes) – 4:14
- ラヴ・ナウ - "Love Now Till Eternity" (Wetton/Downes) – 4:11
- トゥー・レイト - "Too Late" (Wetton/Downes/Palmer) – 4:12
- サスピション - "Suspicion" (Wetton/Downes) – 3:45
- アフター・ザ・ウォー - "After the War" (Wetton/Downes) – 5:11
パーソネル[編集]
出典[編集]
- ^ MCAビクター『アストラ』(1992年) 伊藤秀世によるライナーノーツより