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'''エンタシス'''(entasis)は、[[建築]]において、[[円柱]]の下部から上部にかけて徐々に細くした、もしくは中部から上部にかけて細くした形状。古代ギリシャ発祥の建築方法である。

'''エンタシス'''(entasis)は、[[建築]]において、[[円柱]]の下部から上部にかけて徐々に細くした、もしくは中部から上部にかけて細くした形状。古代ギリシャ発祥の建築方法である。

エンタシスを施した柱を下から見上げると、真っ直ぐに安定して見える[[錯覚]]を生むため、巨大建築物の柱に用いることが多い。

エンタシスを施した柱を下から見上げると、真っ直ぐに安定して見える[[錯覚]]を生むため、巨大建築物の柱に用いることが多い。

エンタシスは、シルク・ロードから伝わってきた。少なくとも7~8世紀には日本に伝わってきたと思われる。



== エンタシスを用いた建築物 ==

== エンタシスを用いた建築物 ==


2013年4月30日 (火) 06:59時点における版

エンタシスの柱(法隆寺

エンタシス(entasis)は、建築において、円柱の下部から上部にかけて徐々に細くした、もしくは中部から上部にかけて細くした形状。古代ギリシャ発祥の建築方法である。 エンタシスを施した柱を下から見上げると、真っ直ぐに安定して見える錯覚を生むため、巨大建築物の柱に用いることが多い。

エンタシスを用いた建築物