クリープショー
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クリープショー | |
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CREEPSHOW | |
監督 | ジョージ・A・ロメロ |
脚本 | スティーヴン・キング |
製作 | リチャード・P・ルビンスタイン |
製作総指揮 | サラ・M・ハッサネイン |
出演者 |
E・G・マーシャル テッド・ダンソン レスリー・ニールセン ジョー・ヒル トム・アトキンス ハル・ホルブルック エイドリアン・バーボー スティーブン・キング エド・ハリス |
音楽 | ジョン・ハリソン |
撮影 | マイケル・ゴーニック |
編集 |
Michael Spolan パスクァーレ・ブバ ポール・ハーシュ ジョージ・A・ロメロ |
配給 |
ワーナー・ブラザーズ 日本ヘラルド |
公開 |
1982年12月12日 1986年2月15日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $21,028,755[1] |
次作 | クリープショー2 |
『クリープショー』(英語: Creepshow)は1982年のアメリカ映画。
概要
5話の短編で構成されたオムニバスのホラー映画。ECコミックに代表される、20世紀中盤に隆盛を誇った“ホラーや犯罪物語を題材としたアメリカン・コミックス”の再現を作品全体のテーマとしている[2]。製作陣には﹃ゾンビ﹄他の監督ジョージ・A・ロメロ、ベストセラー作家スティーヴン・キング、著名特殊メイクアーティストであるトム・サヴィーニなど数多くの才能が携わり、キングとその息子ジョー・ヒル、サヴィーニは俳優としても出演を果たした。ポスター等のアートワークには、当のECコミックでも活躍したコミック作家ジャック・ケイメンを起用。2010年現在、日本では廃盤となっている。
あらすじ
少年ビリーが読んでいるホラー漫画誌に収録されたショートストーリーに沿って、5つのエピソードが展開する。
(一)第1話﹃父の日﹄
父の日に会する親戚一同。彼らは、横暴な家長だった父親を殺害した叔母の到着を待っている。彼女は親戚達の元へ向かう前に父親の墓を訪れていた。
(二)第2話﹃ジョディ・ベリルの孤独な死﹄
農夫ジョディ・ベリルの家先に隕石が落下してきた。まだ熱いそれに触れ、火傷を負うジョディ。彼は隕石が金になると期待したが、触れた指先が異常を示し始める。
(三)第3話﹃押し寄せる波﹄
ハリー・ウェントワースは、彼の恋人ベッキーの元夫リチャードから脅され、二人で砂浜へと向かう。
(四)第4話﹃箱﹄
大学の学校用務員が偶然見つけた古い木箱。大学教授のデックスが箱を調べると、中身は生き物だった。
(五)第5話﹃奴らは群がり寄ってくる﹄
短気で傲慢な会社社長のアプソン・プラット。潔癖症で大のゴキブリ嫌いである彼の日課は自宅でのゴキブリ駆除だが、その数は減るどころか次第に増えていく。
※﹃﹄内のサブタイトルはテレビ放映時のもの。
スタッフ
- 監督:ジョージ・A・ロメロ
- 脚本:スティーヴン・キング
- 製作:リチャード・P・ルービンスタイン
- 製作総指揮:サラ・M・ハッサネイン
- 特殊メイク:トム・サヴィーニ
- 音楽:ジョン・ハリソン
キャスト
- ()内はTV版の吹き替えキャスト
- アプソン・プラット:E・G・マーシャル (大木民夫)
- ハリー・ウェントワース:テッド・ダンソン(江原正士)
- リチャード・ヴィッカーズ:レスリー・ニールセン (阪脩)
- ビリー:ジョー・ヒル(羽村京子)
- ビリーの父親:トム・アトキンス(阪脩)
- ヘンリー・ノースラップ:ハル・ホルブルック(小島敏彦)
- ウィルマ・ノースラップ:エイドリアン・バーボー(藤夏子)
- ジョディ・ベリル:スティーブン・キング(千田光男)
- ハンク・ブレイン:エド・ハリス(秋本羊介)
- デックス:フリッツ・ウィーヴァー(千田光男)
- ジョディ・ベリルの父親:ジョン・ローマー(小島敏彦)
- ベドリアおばさん:ヴィヴェカ・リンドフォース(藤夏子)
- シルビア・グランサム:キャリー・ナイ(京田尚子)
- ベッキー・ヴィッカーズ:ゲイラン・ロス (不明)
- ゴミ収集の男1:マーティ・シーフ(喜多川拓郎)
- ゴミ収集の男2:トム・サヴィーニ(江原正士)
関連項目
- XYZマーダーズ(日本ではこの作品と同時上映)
脚注
- ^ “Creepshow (1982)” (英語). Box Office Mojo. 4月2日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ 日本公開時のパンフレットより