「コピック」の版間の差分
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{{Infobox brand |
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[[画像:Copicsystem.png|thumb|コピック製品群]] |
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| name = コピック |
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| logo = Copic brand logo.svg |
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'''コピック'''は、[[Too|.Too]]が販売している[[アルコールマーカー]]の商品名。[[コピートナー]]を溶かさないことから名付けられた。 |
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| image = Copicsystem.png |
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| image_size = 250 |
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| alt = The Copic’s system including markers and the airbrush. |
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| caption = コピックのマーカーとエアブラシ |
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| producttype = アートマーカー、ペン、付属品 |
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| 所持会社 = [[Too]] |
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| country = [[日本]] |
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| introduced = [[1987年]] |
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| markets = {{hlist|日本|[[アメリカ合衆国]]|[[オーストラリア]]|[[ブラジル]]|[[カナダ]]|[[ドイツ]]|[[イギリス]]}} |
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| website = {{URL|1=https://copic.jp/|2=日本}}<br/>{{URL|1=https://us.too.com/|2=North America}}<br/>{{URL|1=https://copic.holtzofficesupport.com/|2=Germany}}<br/>{{URL|1=http://www.copicmarker.com.au/|2=Australia}}}} |
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'''コピック'''は、[[Too|株式会社トゥーマーカープロダクツ]]が開発したアルコールマーカーのブランドで、プロダクト / 建築 / ファッションなどのデザイン・教育分野や、イラストレーション / マンガ、絵画からホビー・クラフト系でも利用されている。現在は70ヶ国以上に出荷されており、世界中に愛用者のいる日本の代表的なアルコールマーカーとなっている。<ref>[https://copic.jp/about/ アバウト - コピック公式サイト(日本語)]</ref> |
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==特徴== |
==特徴== |
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色数が豊富で発色 |
色数が358色と豊富で発色がよく、特にブラシの精度が高いことからイラストやデザインなど、幅広いジャンルの制作活動で利用されている。補充用のインクも販売されており、[[インク]]を自由に混合して好きな色を作ったり、ペン先︵ニブ︶を取り替えることも可能。また、エアブラシセットという専用のセットを装着することで[[エアブラシ]]としても利用できる。アルコールマーカーの特性として、インクの揮発性が高いためすぐに乾いて作業が効率的に進められる一方、ニブは乾燥・高温に弱い。そのためフタを外したままにしておいたり、暖房器具の近くで保管すると、中綿が乾いてしまい使用ができなくなるケースもあるので注意が必要である。
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単に「コピック」というと、本来はコピック関連の製品群のうちのひとつを指すが、一般的には.Tooのコピック関連製品全般を指す。コピックスケッチやエアーブラッシングシステムを使うことを「コピックで塗る」と表現する。 |
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コピックの製品群は次のようなものがある。主に彩色用の製品を挙げる。 |
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図中3。1987年、コピック製品群の中で最初に発売された製品。いまなお現役だが主役の座はコピックスケッチに譲っている状況である。ペン軸は角型。ニブ︵ペン先︶形状は狭い範囲を得意とするファインニブと、一般的な[[マーカー]]のペン先の形をしたブロードニブを備える。全214色︵カラーレスブレンダー<sup>※</sup>含む︶で、新色の追加はない。用途にあわせて極細のスーパーファインニブや[[カリグラフィ]]風、ブラシといったニブに交換できる︵図中7︶。
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図中2。1993年発売開始。現在も新色が追加発売されているコピック製品群におけるフラッグシップ製品である。ニブ︵ペン先︶は丸筆の形状であるスーパーブラシニブとミディアムブロードニブを備える。ペン軸形状は楕円。漫画家の愛用者が多く、'''Y28(Lionet Gold)'''は[[大暮維人]]の﹁金に相当する色が欲しい﹂という要望で開発された。2011年6月現在全346色︵カラーレスブレンダー<sup>※</sup>含む︶。
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図中5。コピックスケッチの入門用廉価版として1998年に登場した。描き味、色味ともにコピックスケッチと同品質だがインクの量が少なくなっているうbん59うp6894ん9033んb09ん90b479b08b90343b9090b90b7337904b390b09744b09b9784bん9033bん709679034 |
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図中4。[[漫画|コミック]]用として、主に文具店販売網向けに販売されているため、上記3製品とは流通経路が異なる。インク色は11色を除いて上記3製品とは異なる独自色である。ペンとしての手軽さを製品特長とするため、独自色の補充用インクは提供されていない。ニブ︵ペン先︶形状はスーパーブラシニブとミディアムラウンドニブ。ペン軸形状は楕円、全72色︵カラーレスブレンダー<sup>※</sup>含む︶。
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幅21mmの極太ニブを備える広範囲彩色用。ペン軸形状は扁平楕円、全36色(カラーレスブレンダー<sup>※</sup>含む)。 |
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図中1。各種コピック用補充インク。補充のほかコピックオリジナルと数色のインクを使用して新しい色を作るのにも用いられる。コピックコミックマーカーのうち、他の製品と共通の色ではない独自色のバリオスインクは用意されていない。
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図中8。コピック、コピックスケッチ、コピックコミックマーカー︵要ニブ交換︶でエアブラシが行えるツール。[[圧縮機|コンプレッサー]]はもちろん、同システム専用のエア缶で安価に始められる。
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図中6。空のコピック・コピックスケッチ・コピックワイド。数色のコピックバリオスインクを混ぜてオリジナルの色を作れる。色はコピックバリオスインクの空ボトルに入れて作る。
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[[ガレージキット]]メーカーの[[MAX渡辺|マックスファクトリー]]との共同開発。プラモデルなどの[[ウェザリング]]用。インクや色番号は通常のコピックと共通だが筆先がスーパーブラシニブのみとなっており、模型店で販売されているのが特徴。全13色(カラーレスブレンダー<sup>※</sup>含む)。また飛行機モデルのパネルラインを描くための極細ラインマーカー「スミイレ用」も発売されている。 |
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: ※ カラーレスブレンダー ——コピックの色材である染料を一切加えていない溶剤。インクの調合において薄め液として使われる。無色透明のインクとして、色番号0番のペンが各製品にあり、下塗りやぼかしに利用される。
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「コピック」とは株式会社トゥーマーカープロダクツで製造・販売しているコピック関連製品全般を指す。 |
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; コピッククラシック |
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: 1987年発売開始。ニブ︵ペン先︶形状は、狭い範囲を得意とする細い筆状のファインニブと、一般的な[[マーカー (筆記具)|マーカー]]で採用されている断面が長方形のブロードニブがそれぞれペンの両端に配置されている。ペン軸の断面は正方形。主にデザイン用途で使用されており、インダストリアルデザイン・ファッションデザイン・建築デザインなどの分野で教材としても親しまれている。ペン軸は角型。全214色。用途にあわせて極細のスーパーファインニブや[[カリグラフィ]]風、ブラシといったニブに交換できる。当初の販売名は﹁COPIC︵コピック 角モデル︶﹂だったが、後にブランド全体を指す言葉になったため2014年に﹁コピッククラシック﹂と名称を変更している。
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*[http://www.too.com/copic/ .Tooのコピック公式サイト] |
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: 1993年発売開始。カラーラインナップは全358色で、コピックシリーズで最も豊富な色数となっている。ニブ︵ペン先︶はクラシックより太い筆状のスーパーブラシニブとミディアムブロードニブ︵断面が長方形︶がペンの両端に配置されており、ペン軸形状は楕円。特にスーパーブラシニブの品質がプロ・アマ問わず多くのユーザーに評価されている。特に漫画家やイラストレーターに愛用されており、イラスト分野で使用されることが多い。
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: 1998年発売。コピックスケッチと同じ性能を持っているが、エントリーモデルとして購入しやすいようにインク量を抑えたモデル。ペン軸の断面が円形。描き味、色味ともにコピックスケッチと同品質だが、色数は全180色とコピックスケッチの半分ほどに絞られている。幼児がキャップを誤飲した場合に配慮して、キャップに通気孔が開けられている。クラシック、スケッチ、チャオのシリーズはペン軸上の両端にそれぞれのニブの形状が描かれている。 |
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: 幅21mmの極太ニブを備えた広範囲彩色用のコピック。主にデザイン・レンダリングで使用されている。ペン軸形状は楕円。2016年に全36色展開の単品販売を終了しており、現在は空ボトルのコピックオリジナルのみの販売に変更されている。
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: 全358色。﹁コピックバリオスインク﹂の後継となる補充用インク。以下のように改善された。<ref>[https://copic.jp/news/200213/ 新製品﹁コピックインク﹂発売のお知らせ - コピック公式サイト︵日本語︶] </ref>
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:1.ノズルが長く、ニブを外してそのまま中綿にインク注入できる。 |
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:2.容器の透明度が高くなり、目盛りが刻んであるためインク残量、注入量がわかりやすくなった。 |
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:3.カラーマークの色を実際に塗った色に近い色味に改善。 |
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:4.ペンに近いサイズ、形状によりコピックウォレット等のケース類への収納が可能になった。 |
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: 全358色。各コピックに共通してインクの補充ができる。補充に特別な道具は必要なく、両側のキャップを開けてブロードニブに直接1滴ずつ吸わせるように染み込ませるのみで補充が完了する。インク補充のほか、コピックオリジナルと数色のインクを使用して新しい色を作るのにも用いられる。2019年07月10日、コピックインクの発売に伴い順次販売終了を発表、ただしカラーレスブレンダー︵200ml︶のみ生産継続。<ref>[https://copic.jp/20190710 ﹁コピックバリオスインク﹂リニューアルのお知らせ - コピック公式サイト︵日本語︶]</ref>
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: 全10色。耐水性の顔料インクを採用した、コピックににじまないラインドローイングペン。多彩な表現を提供する豊富な線幅や色が揃っており、ブラシタイプ・カリグラフィータイプもラインナップ。イラスト、まんが、ペン画に最適で、模型のスミ入れなどにも利用されている。
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: コピッククラシック、コピックスケッチでエアブラシ効果が得られる。マーカーを装着するだけでエアブラシとして扱えるタイプと、[[圧縮機|コンプレッサー]]に連結させるタイプも販売されている。
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: コピックスケッチ・コピッククラシック・コピックワイドで展開されている空のコピックを指す。インクが最初から充填されておらず、自身で調合したバリオスインクを充填することでオリジナルのコピックを作成することができる。 |
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; コピックペーパーセレクション |
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: コピックの彩色に適した5種類のA4パックのほか、色紙、スケッチブックなどを展開している。コピックのインクは染料インクのため、紙の色や質により仕上がりが左右されるという点で紙選びも重視されている。 |
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: コピックの色数を管理しきれないというユーザーの要望に応えて開発された無料のスマートフォン用アプリケーション。iOS版とAndroid版がある。手持ちのコピック、これから購入予定のコピックをスマートに管理できるほか、近くの店舗を調べたり、補色の候補を瞬時に検索することも可能。 |
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== 脚注 == |
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<references /> |
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* [https://copic.jp コピック公式サイト トゥーマーカープロダクツ] |
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[[Category:画材|こひく]] |
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* [https://copicaward.com コピックアワードサイト(公式コピック作品コンテスト)] |
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* [https://itunes.apple.com/jp/app/id638007892 COPIC Collection(コピックコレクション)iOS版] |
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* [https://play.google.com/store/apps/details?id=com.too.copiccollection COPIC Collection(コピックコレクション)Android版] |
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* {{Twitter|COPIC_Official}} |
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2023年6月13日 (火) 22:29時点における最新版
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![]() コピックのマーカーとエアブラシ | |
種類 | アートマーカー、ペン、付属品 |
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所持会社 | Too |
使用開始国 | 日本 |
主要使用国 | |
使用開始 | 1987年 |
ウェブサイト |
日本 North America Germany Australia |