「テーブルタップ」の版間の差分
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電気用品安全法の特定電気用品に区分される。 |
電気用品安全法の特定電気用品に区分される。 |
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通常はコードがあり片側に[[コネクタ|プラグ]]、反対側にコンセントがついており延長コード ([[:en:Extension cable|Extension cord, extension lead]]) ともいう。コードが |
通常はコードがあり片側に[[コネクタ|プラグ]]、反対側にコンセントがついており延長コード ([[:en:Extension cable|Extension cord, extension lead]]) ともいう。コードがなくその場で複数に分岐するものは'''コーナータップ'''、'''トリプルタップ''' ([[:en:Adapter|3way socket adaptors]]) という。 |
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自身も電気器具だが単なる配線であるので理論上、電力消費はない。(後述のパイロットランプでは微小な電力を消費する) |
自身も電気器具だが単なる配線であるので理論上、電力消費はない。(後述のパイロットランプでは微小な電力を消費する) |
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: プラグを差し込み、ややひねるとロックがかかり抜けないようにするもの。プラグ先端に開けられている穴を利用する。 |
: プラグを差し込み、ややひねるとロックがかかり抜けないようにするもの。プラグ先端に開けられている穴を利用する。 |
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; [[スイッチ]] |
; [[スイッチ]] |
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: 全体に対するものと個々のコンセントに付いている場合がある。こまめに |
: 全体に対するものと個々のコンセントに付いている場合がある。こまめにオンオフができることから[[待機電力]]の削減に有効。 |
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; [[パイロットランプ]] |
; [[パイロットランプ]] |
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: テーブルタップ自体に電源が来ているかを示す。かつては[[ネオン管]]、近年では[[発光ダイオード|LED]]が使われることが多い。前項のスイッチとの連動となっている場合も多い。 |
: テーブルタップ自体に電源が来ているかを示す。かつては[[ネオン管]]、近年では[[発光ダイオード|LED]]が使われることが多い。前項のスイッチとの連動となっている場合も多い。 |
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; フタ |
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: 中の接点部分に |
: 中の接点部分にホコリや虫が入るのを防ぎ、トラッキング現象による火災の危険([[#使用上の注意点|後述]])を軽減する。 |
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; 保護回路 |
; 保護回路 |
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: [[雷サージ]]のような過大電流が流れたときに回路を切断する[[配線用遮断器|ブレーカー]]機能として、また繋がっている機器からの[[ノイズ]]を防ぐものがある。 |
: [[雷サージ]]のような過大電流が流れたときに回路を切断する[[配線用遮断器|ブレーカー]]機能として、また繋がっている機器からの[[ノイズ]]を防ぐものがある。 |
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またコードを束ねることも熱をもつのでよくないとされる。特に年月が経過した製品は部分的な断線を起こすことがあり、束ねると温度が上がりやすいため火災の危険がある。 |
またコードを束ねることも熱をもつのでよくないとされる。特に年月が経過した製品は部分的な断線を起こすことがあり、束ねると温度が上がりやすいため火災の危険がある。 |
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ほかに水分やホコリにも注意が必要である。それらを通じて[[漏電]]し発熱、さらに発火に至ることがある。これを'''[[漏電#トラッキング現象|トラッキング現象]]'''と言い、火災の原因の一つとなっている。フタ付のものはこれの防止目的である。未使用のコンセントに刺すプラグ型の蓋も別途商品として販売されている。
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== その他 == |
== その他 == |