ドーリア式
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/16/DoricParthenon.jpg/150px-DoricParthenon.jpg)
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ドーリア式︵ドーリアしき︶は、古代ギリシア建築における建築様式︵オーダー︶のひとつで、柱の上部のキャピタル︵柱頭飾︶が鏡餅状の物を指す[1]。紀元前11世紀~6世紀、ドリス人がギリシャ北部から侵入し、イオニア人を追い出した後、ギリシャ神殿様式の基本となった柱のオーダーのこと[2]。ドリス式、ドリス様式とも呼ばれる[3]。ドリス︵ギリシャ、トスカナ︶は男性の体を象徴する[2]。
ギリシア建築の寸法のルールに﹁モデュール﹂がある。柱の底の直径を一モデュールとし、その倍数︵小さいところは分数︶ですべての寸法を決める。簡潔なドリス式︵ドーリア式、ドリス様式︶の柱の長さは4~6倍である[4]。
他に、イオニア式、コリント式がある。