「ノート:五度圏」の版間の差分
Kagefumimaru (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
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::::::当方の私案中の脚注が、ここではじゃまなので削除しました。--[[利用者:Tamie|Tamie]]([[利用者‐会話:Tamie|会話]]) 2019年5月7日 (火) 22:05 (UTC) |
::::::当方の私案中の脚注が、ここではじゃまなので削除しました。--[[利用者:Tamie|Tamie]]([[利用者‐会話:Tamie|会話]]) 2019年5月7日 (火) 22:05 (UTC) |
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:::::::17・18世紀の音楽家が音律の記述に五度圏を用いることはありませんでした。Tamieさんの記述は当時の音楽家が五度圏を想定していたような誤解を与える文章です。もうひとつ、この説明は嬰ヘと変トのあいだにピタゴラスコンマの差が生ずる理由を全く示していません。--[[利用者:Kagefumimaru|Kagefumimaru]]([[利用者‐会話:Kagefumimaru|会話]]) 2019年5月7日 (火) 22:08 (UTC) |
:::::::17・18世紀の音楽家が音律の記述に五度圏を用いることはありませんでした。Tamieさんの記述は当時の音楽家が五度圏を想定していたような誤解を与える文章です。もうひとつ、この説明は嬰ヘと変トのあいだにピタゴラスコンマの差が生ずる理由を全く示していません。--[[利用者:Kagefumimaru|Kagefumimaru]]([[利用者‐会話:Kagefumimaru|会話]]) 2019年5月7日 (火) 22:08 (UTC) |
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では、以下のように修正します。強調部分が変更箇所です。 |
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'''五度圏'''︵ごどけん、[[英語]]‥circle of fifths︶は、12の[[長調]]あるいは[[短調]]の[[主音]]を[[完全五度]]上昇あるいは下降する様に並べて閉じた環にしたものである。[[ハ長調]]を基準にして見ると、主音が5度上がる毎に[[調号]]の#がひとつ増え、反対に5度下がる毎に♭がひとつ増えるという関係になっている。
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しかし、純正な完全五度の周波数比は 2:3︵= 1‥1.5 ︶なので、これを12回繰り返すと 1.5<sup>12</sup>≒129.7463 となり、7[[オクターヴ]]上︵2<sup>7</sup>=128︶との間にわずかな差がある。この差を[[ピタゴラスコンマ]]という。このため、12時の位置にあるハの音から右回りに6回上昇して得られる嬰ヘと、逆に左回りに6回下降して得られる変トの間にピタゴラスコンマだけの差が生ずる。つまり、完全五度だけを繰り返す方法では閉じた環にはならず、少なくともどこか1か所は 1:1.5 の比率を崩さないと閉じることができない。
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どの位置でどのように調節するかによって、<b>さまざまな[[音律]]が成立し得る。</b>例えば[[平均律#十二平均律|平均律]]は、完全五度を純正音程︵1:1.5︶よりもわずかに小さい、およそ 1:1.4983 ︵128の12乗根︶とすることによって五度圏が閉じるように調節した音律であり、6時の位置の嬰ヘと変トは完全に一致し、[[異名同音]]となる。
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以上が私の第二案です。嬰ヘと変トのあいだにピタゴラスコンマの差が生ずる理由は明確に説明しています。--[[利用者:Tamie|Tamie]]([[利用者‐会話:Tamie|会話]]) 2019年5月7日 (火) 22:17 (UTC) |