出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2007年11月17日 (土) 04:14時点における版
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この項目では、穴の開いたガラス玉について説明しています。その他の用法については「ビーズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ビーズ(beads(複数形))は、装飾や手芸に用いる穴の開いた小さな玉。数珠玉、南京玉、とんぼ玉。
本来はロザリオに使用される数珠玉を指した。
形状
穴の開いた玉で、直径は10mm以下のものが多い。
形状は球形や円筒形の物が多いが、花形や星形などさまざまな形状の物がある。
素材はガラスやプラスチックから、石、貝殻、動物の角、骨など多岐にわたる。
装飾や手芸用品、子どもの玩具として売られており、各種のアクセサリーや衣服に縛り付けたり縫い付けたりする他、紐を通して立体的な形状を作ることがある。
いろいろなビーズ
用途
●衣服︵ブラウス、ドレスなど︶
●鞄・靴
●装身具
●ネックレス
●イヤリング
●指輪
●玩具
●万華鏡 - 透明のビーズをそのままあるいは砕いて使用する。不透明のビーズを使用した場合は、影になってしまう。
種類
生産地による分類
●日本
●チェコ(ボヘミア)
●ベネチア
●インド
●フランス
●ドイツ
●中国
●アフリカ
形状による分類
●シードビーズ
●ソロバン玉
●ナツメ型
●球形
●花形・立体花
●スクェア
他
素材による分類
プラスチックビーズ
●ガラス
●プラスチック
●陶器
●粘土
●骨・角
●貝殻
●天然石・真珠
●天珠
●アルミニウム
他
製造年代による分類
●トレードビーズ - 奴隷貿易の際に貿易品としてアフリカに渡ったビーズ。
●アンティークビーズ・ビンテージビーズ - 1900年代初頭までに作られたビーズ。ガラスの加工技術が現在と異なり、独特の風合いのあるビーズが生産された。また、プラスチック︵ルーサイト︶の加工技術が確立された時期にも当たる為、現在の感覚ではキッチュに見えるデザインのプラスチックビーズが大量に生産された。
●21世紀に入ってからの流行の推移としては、スワロフスキー全盛期を経て、現在はヴィンテージ・ビーズなどのヨーロッパのビーズや天然石ビーズが人気を集める時代になっている。均等の品質で大量生産が可能なプラスチックやガラスの素材よりも、ひと粒ずつが個性を持ったビーズが人々の心を掴んでいるようだ。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
ビーズに関連するカテゴリがあります。