ボーダーフリー
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ボーダーフリー (border free) とは、大学・短大・高校・専門・中学等の教育施設において、入学学力試験を設けない、または入学希望の受験者数定員割れ等で不合格者が皆無又は僅かであることで偏差値を計算することが出来ない又は偏差値が低い教育施設のこと。または中堅大学である日東駒専産近甲龍[注釈 1]未満という同年代学力平均以下であることを示す偏差値50前後や50未満で最終学歴として他者から評価され辛い大学・短大群を指す際にも使われる。特に1990年代初頭以降に安易に設置が認可されて新設された私立大学・短大に多い。インターネット上のマウントの意味で同年代学力平均越えの偏差値の大学に対して、使われることもあるが、定義から外れているため誤りである。実力不足講師・教授職、高卒就職したくない学生の単なる受け皿作りとなっていることや税金投入・無償化対象に含めることの是非や廃止を求める批判が度々起こる。別名Fラン[1][2][3]。
脚注
注釈
- ^ 関東の日東駒専、関西の産近甲龍は偏差値55前後であり、大学受験合格者は同年代平均学力よりも少し高いことを示す中堅大学。
出典
- ^ Fランク化する大学p13(小学館新書)音真司
- ^ 危ない大学・消える大学p23-26. 2008年、島野清志
- ^ “偏差値45・Fラン大卒のサラリーマンが年収750万円――男35歳、低学歴ハッピーになれた理由とは?”. 日刊SPA! (2016年12月11日). 2020年7月17日閲覧。