マーナサローワル湖
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e8/Lake_Manasarovar.jpg/250px-Lake_Manasarovar.jpg)
マナサロヴァル湖︵マナサロヴァルこ、チベット語発音‥マパムユムツォ、中国語‥瑪旁雍錯 Mapan Yongcuo、英語‥Manasarovar Lake︶は中華人民共和国チベット自治区の最西部にある湖で、カイラス山の近くにある。ナムツォ︵納木錯︶、ヤムドク湖︵羊卓雍錯︶と共にチベット三大聖湖と呼ばれる。
マナサロヴァル湖は、北をカラコルム山脈、南をヒマラヤ山脈に囲まれた谷にあり、そこはヤルンツァンポ川︵ブラマプトラ川︶の最上流であり、また西隣りのラクシャスタル湖︵Rakshastal Lake︶と共に、インダス川の主要支流であるサトレジ川の源流になっている。[1] 一般に﹁マナサロヴァル湖﹂と世界的に呼ばれているのは、サンスクリット語が起源で、チベットが鎖国状態であった時に、インドから入境した人たちが使った言葉である。
マナサロヴァル湖は世界で最も高所にある淡水湖と言われている。 [2]
交通
ラサ市から西へG318国道をラツェ︵拉孜県︶まで行き、そこからはさらにG219国道を西へカシミール方向へ行き、途中のカイラス山の手前にある。総距離は約2000キロメートル。[3]参照項目
脚注
- ^ Sven Hedin: Southern Tibet (1917) (ヘディン「南チベット」復刻版 12巻 1991年 デリー刊 ]}
- ^ マナサロヴァル湖(百度百科) (中国語)
- ^ 中英文対照『《西蔵游》旅游地図』(西安地図出版社、2009年)