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'''五行歌'''︵ごぎょうか︶とは、﹃[[古事記]]﹄に遺されていた古代[[歌謡]]、また[[石川啄木]]、矢代東村、[[折口信夫|釈超空]]、[[北原白秋]]などによって書かれた行分けの歌を'''[[草壁焔太]]'''が研究し、理論的にまとめた自由律[[定型詩]]である。規則は一行の音数にこだわらず、作者の呼吸によって行を変え、五行で書くことだけであるが、例外として四行や六行で書く歌も五行歌として認められている。それらの規則を草壁焔太がまとめた五行歌五則がある。 |
2012年10月18日 (木) 08:42時点における版
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五行歌︵ごぎょうか︶とは、﹃古事記﹄に遺されていた古代歌謡、また石川啄木、矢代東村、釈超空、北原白秋などによって書かれた行分けの歌を草壁焔太が研究し、理論的にまとめた自由律定型詩である。規則は一行の音数にこだわらず、作者の呼吸によって行を変え、五行で書くことだけであるが、例外として四行や六行で書く歌も五行歌として認められている。それらの規則を草壁焔太がまとめた五行歌五則がある。
五行歌五則
五行歌五則︵2008年9月制定︶[1] ①五行歌は、和歌と古代歌謡に基いて新たに創られた新形式の短詩である。 ②作品は五行からなる。例外として四行、六行のものも稀に認める。 ③一行は一句を意味する。改行は言葉の区切り、または息の区切りで行う。 ④字数に制約は設けないが、作品に詩歌らしい感じをもたせること。 ⑤内容などには制約をもうけない。 五行歌五則を具体化した五行歌の例。 こんなに 寂しいのは 私が私だからだ これは 壊せない—草壁焔太
生きることが
ありますよう
そのまま
あなたへの恋文となる
そんな一生で
—三好叙子
その他参考図書
五行歌入門書
- 『五行歌を始める人のために』草壁焔太著 (市井社)
- 『五行歌の事典』草壁焔太編著(東京堂出版)
- 『飛鳥の断崖――五行歌の発見』草壁焔太著 (市井社)
- 『すぐ書ける五行歌』草壁焔太著 (市井社)
- 『五行歌秀歌集1』草壁焔太編(市井社)
- 『Gogyohka』草壁焔太著 英訳 Matthew Lane (市井社)
五行歌集
- 「五行歌の会」・市井社出版物[3] 参照
第1回五行歌大賞作品集「大切なあなたへ」贈る詩 風響く コボリ出版(現 知玄舎)
第2回五行歌大賞作品集「ほんとうの私」 虹光る コボリ出版(現 知玄舎)
第3回五行歌大賞作品集「命をみつめて」 海はるか コボリ出版(現 知玄舎)
第4回五行歌大賞作品集「私の生きる道」 その道 コボリ出版(現 知玄舎)
第5回五行詩大賞作品集「愛」 ほっと愛 コボリ出版(現 知玄舎)
第6回五行詩大賞作品集「出会い」 出会い コボリ出版(現 知玄舎)
第7回五行詩大賞作品集「絆」 絆 コボリ出版(現 知玄舎)
第8回五行詩大賞作品集「夢」 夢 コボリ出版(現 知玄舎)
脚注及び出典
関連項目
付記事項
五行歌雑誌としては、﹃五行歌﹄、﹃ハマ風﹄、﹃南の風﹄、﹃彩﹄、﹃麦笛﹄などがある。