「人倫の形而上学の基礎づけ」の版間の差分
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2016年4月11日 (月) 02:39時点における版
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﹃人倫の形而上学の基礎づけ﹄︵じんりんのけいじじょうがくのきそづけ、独: Grundlegung zur Metaphysik der Sitten︶とは、1785年に出版されたイマヌエル・カントの倫理学・形而上学に関する著作。﹃道徳形而上学の基礎づけ﹄︵どうとくけいじじょうがくのきそづけ︶[1]、﹃道徳形而上学原論﹄︵どうとくけいじじょうがくげんろん︶[2]等とも。
構成
- 序文
- 第1章 - 道徳に関する「普通の理性認識」から、「哲学的な理性認識」への移り行き
- 第2章 - 「通俗的な道徳哲学」から、「道徳形而上学」への移り行き
- 道徳性の最高原理としての「意志の自律」
- 道徳性のあらゆる偽の原理の源泉としての「意志の他律」
- 「他律」を道徳性の根本概念と想定した場合に、この概念から生じうるすべての原理の分類
- 第3章 - 「道徳形而上学」から、「純粋実勢理性批判」への移り行き
- 「自由」の概念は、「意志の自律」を解明する鍵である
- 「自由」はすべての理性的存在者の「意志の特性」として前提されなければならない
- 道徳性の諸理念に付帯する関心について
- 定言的命法はどうして可能か
- すべての実践哲学の「究極の限界」について
- 結び
内容
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日本語訳
- 土岐邦夫・野田又夫・観山雪陽訳 『プロレゴーメナ・人倫の形而上学の基礎づけ』 中央公論新社(中公クラシックス)、2005年
- 坂部恵・伊古田理・平田俊博訳 『カント全集7 実践理性批判・人倫の形而上学の基礎づけ』 岩波書店、2000年
- 篠田英雄訳 『道徳形而上学原論』 岩波文庫、1976年
- 中山元訳 『道徳形而上学の基礎づけ』 光文社(光文社古典新訳文庫)、2012年