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2006年9月10日 (日) 01:44時点における版
安本美典︵やすもと よしのり︶は古代史研究家。1934年中国︵旧︶満州生れ。
京都大学文学部︵心理学︶卒。日本リサーチセンターに入社、産業能率短大助教授を経て、産能大学教授。文学博士。心理学・文章心理学専攻。
﹁邪馬台国=甘木・朝倉説﹂を30数年来主張し続けている。﹁邪馬台国の会﹂主宰。季刊﹁邪馬台国﹂編集責任者。
古代史研究は数理文献学という独自の手法にもとづく。日本語の起源、邪馬台国問題が興味、関心のテーマ。
その一例をあげると
邪馬台国のあったとされる場所は、じつに三十以上あるとされる。そこで、天皇の在位期間から検討すると、卑弥呼と天照大神を同視でき、﹃魏志倭人伝﹄のなかの地名との類似から邪馬台国九州説が有力だとする。文献によると邪馬台国には28万人もの人がいたとある。そこから類推し、邪馬台国はいくつかの国の総合名称であり、吉野ケ里は女王の支配国の一つであったと考える。つまり、卑弥呼の宮殿は筑後川の上流にあり、流域すべてが邪馬台国ではないかという説︵﹃歴史街道﹄89年6月号︶である。
神武天皇以降のいわゆる欠史八代の天皇については、実在説を採っている。
現代の﹁邪馬台国東遷説﹂の第一人者。新しい歴史教科書をつくる会に賛同している。