小堀甚二
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小堀甚二︵こぼり じんじ、1901年8月22日―1959年11月30日︶は、作家、評論家。
福岡県生まれ。小学校卒。上京し芝浦製作所で働いたのち、帰郷して門司鉄道局に勤めるが左翼活動のため解雇。1926年から戯曲、小説で﹃文藝戦線﹄に参加、日本プロレタリア藝術連盟書記長を務め、プロレタリア文学者となる。27年平林たい子と結婚。その後は評論を書き、人民戦線事件で検挙、また病気のたい子を看護する。
戦後、社会党結成に参加するがこれにあきたらず、荒畑寒村、山川均らと社会主義労働者党を結党するが解散。流行作家となった平林との間に齟齬が生じ、女中に子供を産ませて、55年離婚。事件はマスコミ種となって大きく報道された。小堀は平林のことを小説﹃妖怪を見た﹄に描いた。