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(唄)<br/>磯で名所は大洗様よ(サイショネー)松が見えますほのぼのと(オヤ松がネ)見えますイソほのぼのと

(唄)<br/>磯で名所は大洗様よ(サイショネー)松が見えますほのぼのと(オヤ松がネ)見えますイソほのぼのと

|日本放送協会業務局 編『[{{NDLDC|1885025}} 日本民謡大観. 第1篇 (関東篇)]』(日本放送協会発行) より引用}}

|日本放送協会業務局 編『[{{NDLDC|1885025}} 日本民謡大観. 第1篇 (関東篇)]』(日本放送協会発行) より引用}}

上記の他「三十五反の 帆を巻き上げて 行くは仙台石の巻」をはじめに「磯で曲り松」や「水戸を離れて」「山で赤いのは」などの詞が歌われる<ref name="taikan"/><ref name="tokyodo"/>。詞形は[[甚句]]と同じく七七七五で構成されており、末の七五の反復により七七七五七五としている<ref name="taikan">[{{NDLDC|1885025}} 『日本民謡大観. 第1篇 (関東篇)』], p.55</ref>。

上記の他「三十五反の 帆を巻き上げて 行くは仙台石の巻」をはじめに「磯で曲り松」や「水戸を離れて」「山で赤いのは」などの詞が歌われる<ref name="taikan"/><ref name="tokyodo"/>。詞形は[[甚句]]と同じく七七七五で構成されており、末の七五の反復により七七七五七五としている<ref name="taikan">[{{NDLDC|1885025}} 『日本民謡大観. 第1篇 (関東篇)』], p.55</ref>。



囃子の「テヤ」は漁師が[[カツオ]]漁であげる掛け声「トーイヤ(遠いや)」が変化したものである。「イササカリンリン」はカツオを運ぶ馬が磯坂(ひたちなか市・磯浜地域の坂)を通る際の鈴の音を表す。「好かれちゃドンドン」は若い漁師たちが気に入った遊郭で騒ぐ様子から「サイショネー」は遊女からの「(次は)最初にきてください」との再会を願う言葉である<ref>{{Cite book|和書|author1=町田 喜章|author2=浅野健二 |title=日本民謡集 |publisher=岩波書店|series=岩波文庫 |year=1960 |pages=123-125}}</ref>。

囃子の「テヤ」は漁師が[[カツオ]]漁であげる掛け声「トーイヤ(遠いや)」が変化したものである。「イササカリンリン」はカツオを運ぶ馬が磯坂(ひたちなか市・磯浜地域の坂)を通る際の鈴の音を表す。「好かれちゃドンドン」は若い漁師たちが気に入った遊郭で騒ぐ様子から「サイショネー」は遊女からの「最初にきてください」との再会を願う言葉である<ref>{{Cite book|和書|author1=町田 喜章|author2=浅野健二 |title=日本民謡集 |publisher=岩波書店|series=岩波文庫 |year=1960 |pages=123-125}}</ref>。



== 脚注 ==

== 脚注 ==


2022年9月28日 (水) 05:36時点における版


[1][2][1]


1855-1860[3][4][5][6][3][5][7]190235椿[8]調[9]

[3][4][1]192211[10]

196439[1]西[1][1][6]

2018724[11]




 


  . 1 () 

  [12][5][12]

[13]

脚注



(一)^ abcdef . .  ONCA . 2021519

(二)^ - 12.  . 2021519

(三)^ abc.  . 2021519

(四)^ ab.   . 2021519

(五)^ abc   197245-46 

(六)^ ab ( ()).  . 2021519

(七)^ 3820161-29NAID 120005741407 . p.4

(八)^   1922018321-33 , p.30

(九)^    1972185-186 

(十)^ 3820161-29NAID 120005741407 . p.5

(11)^ .  . 2021519

(12)^ ab. 1 (), p.55

(13)^  ︿1960123-125