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「美術史」の版間の差分

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この視覚的データにもとづく厳密な形態研究が[[バーナード・ベレンソン|ベレンソン]]や[[フリートレンダー]]といった研究者に継承されてゆく一方で、19世紀末には写真図版が普及して作品研究に活用されるようになる。また19世紀には、ルネサンス期から肖像画論として継続していた「イコノグラフィ([[図像学]])」も、キリスト教考古学の発展とともに美術作品の寓意的・象徴的形象を読み解くための方法論として確立されてゆく。

この視覚的データにもとづく厳密な形態研究が[[バーナード・ベレンソン|ベレンソン]]や[[フリートレンダー]]といった研究者に継承されてゆく一方で、19世紀末には写真図版が普及して作品研究に活用されるようになる。また19世紀には、ルネサンス期から肖像画論として継続していた「イコノグラフィ([[図像学]])」も、キリスト教考古学の発展とともに美術作品の寓意的・象徴的形象を読み解くための方法論として確立されてゆく。



===20世紀前半 - イコノロジー===

===20世紀前半 - 様式論とイコノロジー===

[[File:Aby Warburg.jpg|thumb| アビ・ヴァーブルク, 1900年頃]]

[[File:Aby Warburg.jpg|thumb| アビ・ヴァーブルク, 1900年頃]]


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2012年11月10日 (土) 02:00時点における版


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西西西[10]

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[11]

美術史の方法論

日本の美術史学


脚注

  1. ^ 「美術史」(『日本国語大辞典』第2版、小学館、2002);"Art history" (Grove Dictionary of Art, Oxford UP, 1996)
  2. ^ 高階秀爾「美術史と美学」(今道友信『講座美学:5 美学の将来』東京大学出版会、1985, pp. 217-225)
  3. ^ 野口昌夫編著『ルネサンスの演出家ヴァザーリ』白水社, 2011;伊藤拓真「ヴァザーリの歴史記述の内と外:『芸術家列伝』の地理的構成--第1部・2部を中心として」(『西洋美術研究』13号, pp. 18-43, 2007)
  4. ^ 高階秀爾「美術史と美学」(今道友信『講座美学:5 美学の将来』東京大学出版会、1985, pp. 217-225)
  5. ^ カルロ・ギンズブルグ『神話・寓意・徴候』竹山博英訳、せりか書房、1988;Jaynie Anderson, "Giovanni Morelli et sa définition de la «scienza dell'arte» " (Revue de l'Art, vol. 75, No. 75, 1987, pp. 49-55)
  6. ^ アロイス・リーグル『末期ローマの美術工芸』井面信行訳、中央公論美術出版、2007年
  7. ^ ヴェルフリン『美術史の基礎概念―近世美術における様式発展の問題』海津忠雄訳、慶應義塾大学出版会、2000)
  8. ^ 三浦篤「様式について」(『まなざしのレッスン』東京大学出版会、2001;神林恒道「様式史としての美術史」(神林恒道ほか編『芸術学ハンドブック』勁草書房、1989, pp. 22-27)
  9. ^ Jonathan Harris, Art History: The Key Concepts (London: Routledge, 2006, pp. 45-46)
  10. ^ ハンス・ベルティング『美術史の終焉?』元木幸一訳、勁草書房, 1991. [原著 1895年、英語版1987年]
  11. ^ 荒川裕子「"『美術史』におけるヒストリオグラフィーをめぐって"」(『法政大学キャリアデザイン学部紀要』2011年3月, pp. 69-84

文献リスト

  • E. パノフスキー「イコノグラフィとイコノロジー」(中森義宗ほか訳『視覚芸術の意味』岩崎美術社、1971, pp. 37-66)
  • E. H. ゴンブリッチ「イコノロジーの目的と限界」鈴木杜幾子訳(ゴンブリッチ『シンボリック・イメージ』遠山公一ほか訳、平凡社, 1991, p. 21-64)
  • 神林恒道ほか編『芸術学ハンドブック』勁草書房、1989.
  • ウード・クルターマン『芸術論の歴史』神林恒道ほか訳、勁草書房、1993.
  • 若桑みどり『イメージを読む 美術史入門』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2005. [親本 1993]
  • 三浦篤「西洋美術史学の方法と歴史」(高階秀爾・三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』新書館、1997, pp. 194-217).
  • ロバート・S・ネルソンほか編『美術史を語る言葉:22の理論と実践』秋庭史典ほか訳、ブリュッケ、2002.
  • V・ハイド・マイナー『美術史の歴史』吉城寺尚子ほか訳、ブリュッケ、2003.
  • ダナ・アーノルド『美術史 〈1冊でわかる〉シリーズ』鈴木杜幾子訳、岩波書店, 2006.
  • 永井隆則編『フランス近代美術史の現在:ニュー・アート・ヒストリー以後の視座から』三元社, 2007.

外部リンク

関連項目

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