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鉤取王（かぎとりおう、生年不詳 - 神亀6年2月12日（729年 3月16日））は、奈良時代の皇族。左大臣・長屋王の子。

経歴

元明朝の霊亀元年︵715年︶2月に長屋王と吉備内親王︵元明天皇の娘︶との間に生まれた子女は皇孫として扱う詔勅が出され、同母兄の膳夫王・葛木王らとともに二世王待遇となる^[1]^[2]。神亀6年︵729年︶2月に父の左大臣・長屋王が国家転覆を企んでいるとの漆部君足らの密告により、両親と共に自殺^[3]︵長屋王の変︶。この当時の皇太子は首皇子であったが、藤原氏を母に持つの首の即位をよく思わなかったため、皇位継承権はあったといわれる^[4]^[5]。

脚注

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注釈

出典

(一)^ ﹃続日本紀﹄霊亀元年2月25日条 (二)^ Inc, NetAdvance Inc NetAdvance. “長屋王の変｜国史大辞典・世界大百科事典・日本大百科全書｜ジャパンナレッジ”. JapanKnowledge. 2024年5月11日閲覧。 (三)^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “鉤取王(かぎとりおう)とは？意味や使い方”. コトバンク. 2024年5月11日閲覧。 (四)^ 大山誠一﹃長屋王家木簡と奈良朝政治史﹄ (五)^ “唯一の特技？美声を誇った長屋王の子孫・高階石河平安貴族列伝︵26︶ | JBpress (ジェイビープレス)”. JBpress︵日本ビジネスプレス︶. 2024年5月11日閲覧。

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-'''鉤取王'''（かぎとりおう）は、[[奈良時代]]の[[皇族]]。
+'''鉤取王'''︵かぎとりおう、[[生年不詳]] - [[神亀]]6年[[2月12日 (旧暦)|2月12日]]︵[[729年]][[3月16日]]︶︶は、[[奈良時代]]の[[皇族]]。[[左大臣]]・[[長屋王]]の子。
-== 生涯 ==
+== 経歴 ==
-生年不詳、父は[[長屋王]]で母は[[吉備内親王]]。[[715年]]に[[元正天皇]][[即位]]により皇孫の待遇を受ける<ref>{{Cite web |title=長屋王の変｜国史大辞典・世界大百科事典・日本大百科全書｜ジャパンナレッジ |url=https://japanknowledge.com/introduction/keyword.html?i=1762 |website=JapanKnowledge |access-date=2024-05-11 |first=NetAdvance Inc NetAdvance |last=Inc}}</ref>。[[729年]]、父である長屋王が国会転覆を企んでいると漆部君足らに密告され両親と共に自殺<ref>{{Cite web |title=鉤取王(かぎとりおう)とは？ 意味や使い方 |url=https://kotobank.jp/word/%E9%89%A4%E5%8F%96%E7%8E%8B-1064564 |website=コトバンク |access-date=2024-05-11 |language=ja |first=デジタル版 |last=日本人名大辞典+Plus}}</ref>。([[長屋王の変]])
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-この当時の皇太子は[[聖武天皇|首皇子]]であったが母が藤原の首が即位することをよく思わなかったため、皇位継承権はあったといわれる<ref>大山誠一﹃長屋王家木簡と奈良朝政治史﹄</ref><ref>{{Cite web |title=唯一の特技？美声を誇った長屋王の子孫・高階石河 平安貴族列伝︵26︶ {{!}} JBpress (ジェイビープレス) |url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64055 |website=JBpress︵日本ビジネスプレス︶ |access-date=2024-05-11 |language=ja}}</ref>。しかしそのまま首が即位し、皇位を継ぐことはなかった。
+[[神亀]]6年︵[[729年]]︶2月に父の[[左大臣]]・[[長屋王]]が国家転覆を企んでいるとの[[漆部君足]]らの[[密告]]により、両親と共に自殺<ref>{{Cite web |title=鉤取王(かぎとりおう)とは？ 意味や使い方 |url=https://kotobank.jp/word/%E9%89%A4%E5%8F%96%E7%8E%8B-1064564 |website=コトバンク |access-date=2024-05-11 |language=ja |first=デジタル版 |last=日本人名大辞典+Plus}}</ref>︵[[長屋王の変]]︶。この当時の皇太子は[[聖武天皇|首皇子]]であったが、藤原氏を母に持つの首の即位をよく思わなかったため、皇位継承権はあったといわれる<ref>大山誠一﹃長屋王家木簡と奈良朝政治史﹄</ref><ref>{{Cite web |title=唯一の特技？美声を誇った長屋王の子孫・高階石河 平安貴族列伝︵26︶ {{!}} JBpress (ジェイビープレス) |url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64055 |website=JBpress︵日本ビジネスプレス︶ |access-date=2024-05-11 |language=ja}}</ref>。
 == 脚注 ==