高木喜寛

高木喜寛︵1874年11月1日～1947年1月22日︶は、日本の医学者・貴族院議員である。

概要

1874年︵明治7年︶11月1日、後に日本初の医学博士となる高木兼寛の長男として東京に生まれる。父・高木兼寛は、海軍軍医として海軍の脚気撲滅に尽力したことで有名であり、父同様、医学の道に進んだ。また、英国留学中、ラグビーを親しみ、日本ラグビーフットボール協会初代会長も勤めた。妻の志摩は有島武郎、有島生馬の妹で里見弴の姉。

年譜

●1874年11月1日 誕生

●1891年 キングス・カレッジ・ロンドン入学

●1894年 セント・トーマス医科大学入学

大学在学中、ラグビーに出会い、熱中する。

●1898年 セント・トーマス医科大学産婦人科卒業

●1899年 セント・トーマス医科大学内科・外科卒業

●1920年 男爵襲爵

●1928年～1947年 日本ラグビーフットボール協会会長︵初代︶

●1942年～1947年 東京慈恵会医科大学学長︵第二代︶

●1947年1月22日 狭心症のため没。享年78歳。

関連項目

●東京慈恵会医科大学

●高木兼寛