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高等科

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現在の小学校は6年間の教育課程を終えると中学校へと入学するが、戦前の学制では小学校には尋常科(あるいは初等科)と高等科が設置されていた。尋常科は修業年限が6年間(当初は4年間)の現在の小学校に相当するものだが、高等科は尋常科を卒業した児童を入学対象とした2年間の教育課程であった。戦中に、義務教育の8年間延長を前提とした国民学校高等科となった。

高等科は設置当初、複数町村を校区とした高等小学校として設けられたが、後に各地の小学校尋常科に併設へと変わり「尋常高等小学校」と称された。中学校高等女学校実業学校が設置されていない地域の子供の主な進学先であった。