you love
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『you love』 | ||||
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羊文学 の EP | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | F.C.L.S. | |||
チャート最高順位 | ||||
週間42位(オリコン) | ||||
羊文学 アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
『you love』(ユー・ラブ)は、羊文学のEP。2021年8月25日にF.C.L.S.よりリリースされた。
概要
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羊文学としては、2020年12月リリースのスタジオ・アルバム﹃POWERS﹄以来の作品となった。
本作は﹁家﹂﹁帰る場所﹂をテーマとして制作された。ボーカル・ギターの塩塚モエカによれば、当初は﹁マヨイガ﹂と同曲の別バージョンの2曲をリリースすることが決まっていたが、塩塚個人としては﹁2曲入りCDはどうなのかな?﹂という気持ちを抱いていたため、スタッフと相談してEPという形式でのリリースとなったという。また、テーマとしては﹁具体的な家というより、"安心できる場所"﹂である、とも語っている[1]。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: 塩塚モエカ。 | ||
# | タイトル | |
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1. | 「マヨイガ」 | |
2. | 「あの街に風吹けば」 | |
3. | 「なつのせいです」 | |
4. | 「白河夜船」 | |
5. | 「夜を越えて」 | |
6. | 「マヨイガ with 蓮沼執太フィル」 | |
合計時間: |
楽曲について
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(一)マヨイガ
本作リリースと同日に公開となったアニメーション映画﹃岬のマヨイガ﹄主題歌。
前作﹃POWERS﹄リリース後に制作された。リリースされた音源はバンドサウンドだが、塩塚によれば、曲を書いた際は﹁オーケストラのアレンジしか思い浮かばなかった﹂という[1]。
(二)あの街に風吹けば
映画のために書かれた楽曲の一つだが、リリース当時はタイアップ曲ではなかった。
ベース・河西ゆりかは﹁楽しげな曲ですよね︵笑︶。手拍子が入ってたり、いつもとは違う音も取り入れて。遊び心のある楽曲だと思います﹂と語っている。
リリース翌年の2022年には、テレビ朝日系列﹃あざとくて何が悪いの?﹄の番組内ドラマ企画﹃あざと連ドラ﹄第5弾の主題歌に起用された[2]。
(三)なつのせいです
この楽曲のドラムについて、ドラムス・フクダヒロアははっぴいえんどのイメージだと語っている。また塩塚はこの楽曲はYuckに影響を受けているとし、はっぴいえんどの﹃夏なんです﹄のカバーが収録されているYuckの1stアルバムを研究して制作したと語っており、﹁いつもよりギターを重ねたり、歌詞の韻を意識したり、いろいろと挑戦している曲﹂としている[1]。
(四)白河夜船
塩塚による弾き語りの楽曲。
タイトルの﹃白河夜船﹄は塩塚が観た映画︵原作は吉本ばななによる小説︶が由来で、同作をモチーフに塩塚が20歳前後の頃に書いた曲[1]。自主制作盤﹃BlUE.ep﹄に収録されていた。
(五)夜を越えて
イントロのギターから制作された楽曲。仮タイトルは﹁いい曲﹂だった[1]。
﹁monogatary.com﹂が開催したコンテスト﹁第二回 羊文学賞﹂︵協力‥講談社︶のお題楽曲に採用された[3]。
(六)マヨイガ with 蓮沼執太フィル
蓮沼執太フィルが参加している。前年には蓮沼執太フィルの楽曲﹃HOLIDAY feat. 塩塚モエカ﹄に塩塚がボーカルとして参加したり、コンサートに出演したりと関係も深く、塩塚は﹁個人的に“フィーチャリングやコラボレーションをもっと身軽にやりたい”という気持ちもあって。お願いしたら、快く引き受けてくれました﹂と語っている。
脚注
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(一)^ abcde“羊文学が“家”=“安心できる場所”をテーマに編んだ新作で見せる、新しいバンドのアプローチ”. THE FIRST TIMES (2021年8月25日). 2024年1月6日閲覧。
(二)^ “羊文学の楽曲﹁あの街に風吹けば﹂、テレビ朝日系﹃あざとくて何が悪いの?﹄内ドラマ企画の主題歌に決定”. Billboard JAPAN (2022年6月6日). 2024年1月7日閲覧。
(三)^ “羊文学×monogatary.com×講談社の小説募集企画﹁第二回 羊文学賞﹂始動、お題は﹁夜を越えて﹂”. 音楽ナタリー (2021年10月22日). 2024年1月7日閲覧。