「ZABADAK」を編集中
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{Otheruses|日本の音楽バンド|小惑星|ZABADAK (小惑星)}} |
|||
{{Otheruses}} |
|||
{{Infobox Musician <!-- プロジェクト:音楽家を参照 --> |
{{Infobox Musician <!-- プロジェクト:音楽家を参照 --> |
||
|名前= ZABADAK |
|名前= ZABADAK |
||
15行目: | 15行目: | ||
|共同作業者= [[難波弘之]]ほか |
|共同作業者= [[難波弘之]]ほか |
||
|公式サイト= [http://www.zabadak.net/ ZABADAK OFFICIAL HOMEPAGE] |
|公式サイト= [http://www.zabadak.net/ ZABADAK OFFICIAL HOMEPAGE] |
||
|メンバー= [[小峰公子]] [[2011年]]3月 - |
|メンバー= [[吉良知彦]]<br />[[小峰公子]] [[2011年]]3月 - |
||
|旧メンバー= [[松田克志]] 結成時 - [[1987年]]<br />[[上野洋子]] 結成時 - [[1993 |
|旧メンバー= [[松田克志]] 結成時 - [[1987年]]<br />[[上野洋子]] 結成時 - [[1993年]] |
||
}} |
}} |
||
'''ZABADAK'''(ザバダック)は、日本の[[ロック (音楽)|ロック]][[音楽ユニット|ユニット]]。 |
'''ZABADAK'''(ザバダック)は、日本の[[ロック (音楽)|ロック]][[音楽ユニット|ユニット]]。 |
||
[[1985年]]、[[吉良知彦]]・[[上野洋子]]・[[松田克志]]の3人で結成し<ref name="moment2010">[http://www.moment.gr.jp/18/interview.html moment 吉良知彦インタビュー] 2010年5月29日参照</ref>、翌[[1986年]]に[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]より |
[[1985年]]、[[吉良知彦]]・[[上野洋子]]・[[松田克志]]の3人で結成し<ref name="moment2010">[http://www.moment.gr.jp/18/interview.html moment 吉良知彦インタビュー] 2010年5月29日参照</ref>、翌[[1986年]]に[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]よりLPレコード﹃ZABADAK-I﹄でデビューした。[[1993年]]以降は吉良による[[一人バンド|ソロユニット]]として活動し、[[2011年]]3月、[[小峰公子]]が正式メンバーとして加入して二人組ユニットとなった<ref>[http://www.moment.gr.jp/98/interview.html moment zabadakインタビュー] 2011年2月28日参照</ref><ref name="HP"/>。2016年7月に吉良が死去して以降は、小峰とサポートメンバーにより活動を続けている。
|
||
== メンバー == |
== メンバー == |
||
⚫ | ; [[吉良知彦]](きら ともひこ、[[1959年]][[12月6日]] - [[2016年]][[7月3日]]<ref name="rip">{{cite press release | title = 重要なお知らせ | publisher = ZABADAK公式サイト| date = 2016-7-6| url =http://www.zabadak.net/information/2016/0402_20160706_notice.html| accessdate = 2016-7-7}}</ref>) |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
; [[小峰公子]](こみね こうこ) |
; [[小峰公子]](こみね こうこ) |
||
: |
: ヴォーカル、アコーディオン、作詞 etc. |
||
: 音楽ユニット[[KARAK (バンド)|KARAK]](活動休止中)のメンバー。1987年より |
: 音楽ユニット[[KARAK (バンド)|KARAK]](活動休止中)のメンバー。1987年以降よりzabadakに多数の歌詞を提供し、ライブサポートも務めた。[[2011年]]3月、アルバム『ひと』発表と共に、zabadakに正式加入した<ref name="HP" />。 |
||
: 私生活では吉良の妻である<ref name="HP" />。 |
: 私生活では吉良の妻である<ref name="HP" />。 |
||
=== 旧メンバー === |
=== 旧メンバー === |
||
; [[上野洋子]](うえの ようこ、[[1963年]][[10月11日]] - ) |
; [[上野洋子]](うえの ようこ、[[1963年]][[10月11日]] - ) |
||
: プロデュース |
: プロデュース(zabadakとして)、作曲・編曲・作詞、ヴォーカル、ピアノ、キーボード、プログラミング etc. |
||
: [[1993年]]まで在籍。 |
: [[1993年]]まで在籍。 |
||
; [[松田克志]](まつだ かつし、1963年 - ) |
; [[松田克志]](まつだ かつし、1963年 - ) |
||
: 作詞、 |
: 作詞、ドラムス、パーカッションetc. |
||
:[[1987年]]まで在籍。ZABADAK在籍時は作詞も担当し、2009年の『平行世界』以降ふたたび歌詞提供をしている。 |
: [[北海道]][[帯広市]]出身。[[1987年]]まで在籍。ZABADAK在籍時は作詞も担当し、2009年の﹃平行世界﹄以降ふたたび歌詞提供をしている。現在は[[岩手県]]を拠点に[[プログレッシブ・ロック]]・バンド﹁Otaria's Bloc(k)︵オタリアズ・ブロック︶﹂などで活動<ref>[http://otariasblock.web.fc2.com/ Otaria's Bloc(k)]Otaria's Bloc(k)公式サイトプロフィール</ref>。
|
||
: [[北海道]][[帯広市]]出身。現在は[[岩手県]]を拠点に[[プログレッシブ・ロック]]・バンド「Otaria's Bloc(k)(オタリアズ・ブロック)」などで活動<ref>[http://otariasblock.web.fc2.com/ Otaria's Bloc(k)]Otaria's Bloc(k)公式サイトプロフィール</ref>。 |
|||
⚫ | ; [[吉良知彦]](きら ともひこ、[[1959年]][[12月6日]] - [[2016年]][[7月3日]]<ref name="rip">{{ |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 名称の由来 == |
|||
1986年の東芝EMIからのデビュー時に、仮の名前として「プロジェクトK」と呼ばれていたグループ名を正式に「ZABADAK」と命名した。名称の由来は、吉良がデビュー直前になっても[[バンド (音楽)|バンド]]名が決められず、レコード会社のスタッフに早く決めるよう催促され、目に留まったレコードから名を採ったことによる<ref name="moment2010" />。スタジオ内で数十枚のレコードを適当に探していたところ、"{{仮リンク|ザバダク|label=Zabadak|en|Zabadak (song)}}" という曲名のレコードが見つかり「なんとなく字面が面白いな」という理由で決まった<ref name="moment2010" />。"ZABADAK" は、[[デイヴ・ディー・グループ]]による1967年のヒット曲で、このタイトルは "just a meaningless word"(意味を持たない単語)<ref name="Zabadak(BBC)">[http://davedeedozybeakymickandtich.nl/zabadak-bbc/ Zabadak(BBC)]2014年12月17日閲覧。</ref>である。 |
|||
== 略歴 == |
== 略歴 == |
||
=== デビューから「のれん分け」まで === |
=== デビューから「のれん分け」まで === |
||
いわゆる﹁ハコバン﹂︵ |
1984年、いわゆる﹁ハコバン﹂︵ライブハウス付きのバンド︶で活動していた吉良知彦が[[ケイト・ブッシュ]]の﹃[[ドリーミング (ケイト・ブッシュのアルバム)|DREAMING]]﹄にインスピレーションを受けて自主製作盤﹃AFTER THE MATTER﹄を制作した。この時に、音楽学校での仲間で後のメンバーとなる上野洋子、松田克志が参加。1985年、吉良名義で﹁第3回[[PARCOオルガン坂大賞]]﹂に応募し、入賞。グランプリは逃したが、審査員の一人であった[[立川直樹]]の推薦もあり、上野・松田とのバンドとして東芝EMIからのデビューが決まる<ref name="moment2010" /><ref name="HP">[http://www.zabadak.net/profile/ Profile]、ZABADAK公式サイト、2013年5月10日閲覧。</ref>。初期は株式会社トランスフォーマーに所属した<ref>アルバム﹃ウォーター・ガーデン﹄歌詞カードなど。</ref>。
|
||
1986年、東芝EMIの新設 |
1986年、東芝EMIの新設レーベル・POPSIZE︵ポップサイズ︶設立第1弾のひとつとして発売されたミニアルバム﹃ZABADAK-1﹄でデビュー<ref name="takarajima">﹃[[宝島 (雑誌)|宝島]]﹄1986年4月号、[[宝島社|JICC出版局]]、p.142。</ref>。仮の名前として﹁プロジェクトK﹂と呼ばれていたグループ名を正式にZABADAKと命名した。この名の由来は、デビュー直前になってもバンド名が決められず、レコード会社スタッフに早く決めるよう催促され、目に留まったレコードから名を採ったことによる。スタジオ内で数十枚のレコードを適当に探していたところ、"{{仮リンク|ザバダク|label=Zabadak|en|Zabadak (song)}}" という曲名のレコードが見つかり﹁なんとなく字面が面白いな﹂という理由で決まった<ref name="moment2010"/>。"ZABADAK" は、[[デイヴ・ディー・グループ]]による1967年のヒット曲で、このタイトルは"just a meaningless word(意味を持たない単語)"<ref name="Zabadak(BBC)">[http://davedeedozybeakymickandtich.nl/zabadak-bbc/ Zabadak(BBC)]2014年12月17日閲覧。</ref>である。同年は{{仮リンク|アイシクル・ワークス|en|The Icicle Works}}の来日ツアーで[[オープニングアクト]]も務めた<ref name="takarajima" />。
|
||
バンドとしての活動のかたわら、デビュー当初より[[コマーシャルメッセージ|CM]]音楽制作者として注目されるようになり<ref name="takarajima" />、多数の |
バンドとしての活動のかたわら、デビュー当初より[[コマーシャルメッセージ|CM]]音楽制作者として注目されるようになり<ref name="takarajima" />、多数のCM曲や映画音楽などを手掛け、一部はオリジナル作品としてアルバムに収録された<ref>アルバム『Welcome to Zabadak』など</ref>。 |
||
[[1987年]]に松田克志が脱退。松田在籍時のアルバムは『ZABADAK-I』『銀の三角』および、この2枚を後に再編集した『WATER GARDEN』のみである。 |
[[1987年]]に松田克志が脱退。松田在籍時のアルバムは『ZABADAK-I』『銀の三角』および、この2枚を後に再編集した『WATER GARDEN』のみである。 |
||
[[1989年]]に事務所をレコーディングスタジオ経営会社マグネット内のZABADAK OFFICEに、レコード会社を[[MOON RECORDS]]レーベル︵アルファ・ムーン︶に移籍した<ref>アルバム﹃飛行夢﹄ブックレット |
[[1989年]]に事務所をレコーディングスタジオ経営会社マグネット内のZABADAK OFFICEに、レコード会社を[[MOON RECORDS]]レーベル(アルファ・ムーン)に移籍した<ref>アルバム『飛行夢』ブックレット。</ref>。 |
||
この時期は、上野洋子の透明感ある歌声と吉良知彦の美しいメロディ、および緻密なサウンドで人気を博した<ref name="CDJ">[http://artist.cdjournal.com/a/zabadak/111463 ZABADAK - CDJournal]、CDジャーナル、2016年8月3日閲覧。</ref>。
|
|||
[[1993年]][[9月25日]]の[[日比谷野外音楽堂]]でのコンサートをもって上野洋子が脱退し、これを「[[のれん分け]]」と称した<ref name="CDJ" />。同日には[[ベスト・アルバム]]『decade』も発売された<ref name="CDJ" />。 |
|||
以降、吉良知彦は「自分だけのために」作る音楽をZABADAK名義とし、商業音楽家としての活動を吉良名義として使い分けながら<ref name="JCAA">{{Cite web |
[[1993年]][[9月25日]]の[[日比谷野外音楽堂]]でのコンサートをもって上野洋子が脱退し、これを「[[のれん分け]]」と称した<ref name="CDJ" />。同日には[[ベスト・アルバム]]『decade』も発売された。以降、吉良知彦は「自分だけのために」作る音楽をZABADAK名義とし、商業音楽家としての活動を吉良名義として使い分けながら<ref name="JCAA">{{Cite web |author=吉良知彦 |url=http://www.jcaa1970.com/arrangers/konsakka11.htm |title=今月の作家 |publisher=[[日本作編曲家協会]] |accessdate=2016-07-31}}</ref>、2011年までZABADAKを吉良知彦のソロユニット(ワンマンバンド)として継続した<ref name="CDJ" />。 |
||
=== ソロユニットから第2次デュオ期へ === |
=== ソロユニットから第2次デュオ期へ === |
||
その後、マグネット運営の[[インディーズ]]・レーベル・[[BIOSPHERE RECORDS]]と |
その後、マグネット運営の[[インディーズ]]・レーベル・[[BIOSPHERE RECORDS]]とメジャーの[[ポリスター]]から作品を発表する傍ら、[[演劇集団キャラメルボックス]]の音楽も担当<ref name="CDJ" />。 |
||
[[2001年]] |
[[2001年]]に所属事務所のZABADAK OFFICEとBIOSPHERE RECORDSから独立、新事務所Penelope、新レーベルGargoyleを設立した。 |
||
[[2009年]]に発表したアルバム『平行世界』には、 |
[[2009年]]に発表したアルバム『平行世界』には、松田克志が作詞を行った曲「樹海 -umi-」が収録された。 |
||
[[2011年]]3月、アルバム『ひと』の発表と共に、吉良の妻であり長年にわたりZABADAKに作詞、 |
[[2011年]]3月、アルバム『ひと』の発表と共に、吉良の妻であり長年にわたりZABADAKに作詞、ヴォーカルなどで参加してきた小峰公子が正式加入した<ref name="CDJ" />。 |
||
その他、吉良は[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]用[[コンピュータRPG|RPG]]﹃[[クロノ・クロス]]﹄︵1999年︶でギター |
その他、吉良は[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]用[[コンピュータRPG|RPG]]﹃[[クロノ・クロス]]﹄︵1999年︶でギター・[[ブズーキ]]の演奏を担当したり、NHK﹃[[おかあさんといっしょ]]﹄に楽曲を提供したりするなどした。
|
||
=== 吉良知彦の死去とその後 === |
=== 吉良知彦の死去とその後 === |
||
[[2016年]][[7月3日]]、吉良知彦が死去し<ref name="CDJ" />、同年7月6日にオフィシャルサイトで発表された<ref name="rip" />。同年3月のステージの際に体調を崩したが、療養後 |
[[2016年]][[7月3日]]、吉良知彦が死去し<ref name="CDJ" />、同年7月6日にオフィシャルサイトで発表された<ref name="rip" />。同年3月のステージの際に体調を崩したが、療養後活動を再開し、企画ライブやツアーの予定を立てていた矢先だった<ref name="rip" />。吉良の訃報は音楽ニュースサイト[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]などでも報じられ<ref>{{Cite web |date=2016-07-06 |url=http://natalie.mu/music/news/193643 |title=ZABADAKの吉良知彦が逝去 |work=音楽ナタリー |publisher= ナターシャ|accessdate=2016-07-15}}</ref>、同サイトでは報道直後の週︵7月7日 - 7月13日︶の1週間における記事のうち、このニュースがアクセスランキング1位となった<ref>{{Cite web |date=2016-07-16 |url=http://natalie.mu/music/news/194705 |title=﹇今週のナタリー﹈ヒッキー、ついに本格再開 |work=音楽ナタリー |publisher= ナターシャ|accessdate=2016-07-15}}</ref>。ファンのための﹁お別れの会﹂は﹁〜katami wake〜かたみわけ﹂と題して同年8月7日、演劇集団キャラメルボックスの協力により[[サンシャイン劇場]]で行なわれた<ref name="katami">{{Cite web |date=2016-07-19 |url=http://www.zabadak.net/information/2016/0405_20160719_notice.html |title=﹁ZABADAK 吉良知彦 〜katami wake〜 かたみわけ﹂のお知らせ |publisher=zabadak公式サイト |accessdate=2016-09-01}}</ref>。
|
||
同年[[8月7日]]、ファンのための「お別れの会」が「〜katami wake〜かたみわけ」と題し、演劇集団キャラメルボックスの協力により[[サンシャイン劇場]]で行なわれた<ref name="katami">{{Cite web|和書|date=2016-07-19 |url=http://www.zabadak.net/information/2016/0405_20160719_notice.html |title=「ZABADAK 吉良知彦 〜katami wake〜 かたみわけ」のお知らせ |publisher=zabadak公式サイト |accessdate=2016-09-01}}</ref>。 |
|||
その後のzabadakの活動は、小峰公子とサポートメンバーによって継続されると発表された<ref>{{Cite web |author=小峰公子 |date=2016-07-15 |url=http://koko.asablo.jp/blog/2016/07/15/8132115 |title=おしらせ |publisher=小峰公子の脳内外旅行記 |accessdate=2016-07-20}}</ref><ref name="mman2016719">{{Cite web |date=2016-07-19 |url=http://www.musicman-net.com/artist/59077.html |title=ZABADAK・吉良知彦 お別れの会を8/7に実施 |work=[[Musicman (書籍)|musicman.net]] |publisher=エフ・ビー・コミュニケーションズ |accessdate=2016-07-20}}</ref>。
|
|||
2017年には小峰が作詞、上野洋子が編曲を担当して完成させた吉良の未発表曲が |
2017年には小峰が作詞、上野洋子が編曲を担当して完成させた吉良の未発表曲が[[糸奇はな]]のデビュー曲「環-cycle-」(アニメ『[[魔法使いの嫁]]』エンディングテーマ)として発表された<ref>{{Cite web |date=2017-10-11 |url=https://akiba-souken.com/article/31757/ |title=秋アニメ「魔法使いの嫁」、糸奇はなが歌うEDテーマ「環-cycle-」のMVが公開! 作詞を手がけたzabadak 小峰公子のコメントも |work=アキバ総研 |publisher=[[カカクコム]] |accessdate=2017-10-24}}</ref>。 |
||
== サポートメンバー == |
== サポートメンバー == |
||
|
zabadakは吉良を中心とするユニットとして活動するが、特にライブ演奏では[[バックバンド|サポートメンバー]]が多く参加し、彼らに支えられた不定形な形態となっている<ref name="JCAA" />。 |
||
主要パートは以下のとおり。 |
主要パートは以下のとおり。 |
||
|
; ギター |
||
|
: 吉良知彦のパートである。[[アコースティック・ギター]]とサンバーストの[[フェンダー・ストラトキャスター|ストラトキャスター]]を使いわけている。 |
||
|
: またゲストとして[[鬼怒無月]]ほかが担当。 |
||
⚫ | |||
* ボーカル |
|||
|
: 男性・女性両方のヴォーカル曲が存在する。吉良ソロユニット時代は小峰公子、高井萌、[[新居昭乃]]、[[柚楽弥衣]]、[[みとせのりこ]]ほかをゲストに迎えた。 |
||
⚫ | : またリコーダー・アンデスが多用され、zabadak側からの求めにより、観客がこれらで演奏に参加する場合もあり、この形態が'''風部'''と呼ばれている<ref name="katami" />。 |
||
** 吉良のソロユニット時代は、女性ボーカリストとして小峰公子、高井萌、[[新居昭乃]]、[[柚楽弥衣]]、[[みとせのりこ]]ほかをゲストに迎えた。 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
|
; [[マリンバ]] |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 作品 == |
|||
== ディスコグラフィー == |
|||
=== アルバム === |
=== アルバム === |
||
複数のレーベルからアルバムが |
なお、複数のレーベルからアルバムが出ている事や、再発・サントラ・ソロ・ミニ・[[カバー]]等の理由でアルバムの枚数の数え方には諸説あり、下記の数え方は便宜上である。 |
||
[[iTunes Store]]や[[Amazon.co.jp]]、[[着うたフル]]などでの[[音楽配信]]については省略する。 |
[[iTunes Store]]や[[Amazon.co.jp]]、[[着うたフル]]などでの[[音楽配信]]については省略する。 |
||
124行目: | 116行目: | ||
| |
| |
||
|rowspan=4|東芝EMI |
|rowspan=4|東芝EMI |
||
|
|ミニ・アナログ・アルバム |
||
|- |
|- |
||
|2nd |
|2nd |
||
130行目: | 122行目: | ||
|''[[銀の三角 (アルバム)|銀の三角]]'' |
|''[[銀の三角 (アルバム)|銀の三角]]'' |
||
| |
| |
||
|ミニ・アナログ・アルバム |
|||
|- |
|- |
||
|1st+2nd |
|1st+2nd |
||
139行目: | 132行目: | ||
|1st+2nd |
|1st+2nd |
||
|1991年2月14日 |
|1991年2月14日 |
||
|'' |
|''ZABADAK'' |
||
|TOCT-6003 |
|TOCT-6003 |
||
|『ZABADAK-I』と『銀の三角』の編集盤。<br />『WATER GARDEN』と違いアナログ盤発売時の曲順そのままとなっている。 |
|『ZABADAK-I』と『銀の三角』の編集盤。<br />『WATER GARDEN』と違いアナログ盤発売時の曲順そのままとなっている。 |
||
197行目: | 190行目: | ||
|1992年6月24日<br />1996年12月11日 (再発) |
|1992年6月24日<br />1996年12月11日 (再発) |
||
|''[[創世紀 〜ザ・ベスト・オブ・ザバダック〜]]''<br />''創世紀 +2'' (再発) |
|''[[創世紀 〜ザ・ベスト・オブ・ザバダック〜]]''<br />''創世紀 +2'' (再発) |
||
| |
|TOCT-9737 |
||
|東芝EMI |
|東芝EMI |
||
|東芝EMI時代の3枚からのベスト。1996年に2曲を加え再発売。 |
|東芝EMI時代の3枚からのベスト。1996年に2曲を加え再発売。 |
||
212行目: | 205行目: | ||
|''[[桜 (ZABADAKのアルバム)|桜]]'' |
|''[[桜 (ZABADAKのアルバム)|桜]]'' |
||
|AMCM-4156 |
|AMCM-4156 |
||
|
|MMG |
||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
219行目: | 212行目: | ||
|''[[decade (ZABADAKのアルバム)|decade]]'' |
|''[[decade (ZABADAKのアルバム)|decade]]'' |
||
|AMCM-4175 |
|AMCM-4175 |
||
|MMG |
|||
|デュオ期集大成ベストの第1弾 |
|デュオ期集大成ベストの第1弾 |
||
|- |
|- |
||
353行目: | 347行目: | ||
|- |
|- |
||
|Soundtrack |
|Soundtrack |
||
|2003 |
|2003.11.26 |
||
|''彗星はいつも一人'' |
|''彗星はいつも一人'' |
||
|CBST00026 |
|CBST00026 |
||
565行目: | 559行目: | ||
=== 映像作品 === |
=== 映像作品 === |
||
*'''live''' |
*'''live''' [1991年4月25日 MMG/VHS・LD] |
||
*'''noren wake'''(のれん分け) |
*'''noren wake'''(のれん分け)[1993年12月5日/VHS] [2005年2月14日 BIOSPHERE RECORDS/DVD] |
||
*'''noren wake ...plus''' |
*'''noren wake ...plus''' [1994年5月5日 BIOSPHERE RECORDS /LD] |
||
**『noren wake』にボーナストラックを加えたレーザーディスク。 |
**『noren wake』にボーナストラックを加えたレーザーディスク。 |
||
*'''“OTO” LIVE 12.28,1994 at ON AIR WEST TOKYO''' |
*'''“OTO” LIVE 12.28,1994 at ON AIR WEST TOKYO'''[1995年12月25日 ZABADAK OFFICE/VHS][2005年2月14日/DVD] |
||
*'''zabadak 10566''' |
*'''zabadak 10566'''[2000年11月12日 BIOSPHERE RECORDS /VHS][2005年2月14日/DVD] |
||
*'''ZABADAK ACOUSTIC LIVE''' |
*'''ZABADAK ACOUSTIC LIVE'''[2002年7月14日 GARGOYLE/VHS] |
||
*'''still I'm fine''' |
*'''still I'm fine'''[2003年1月11日 GARGOYLE/VHS] |
||
*'''biosphere years 1988-2000 zabadak special DVD box''' |
*'''biosphere years 1988-2000 zabadak special DVD box'''[2003年6月30日 BIOSPHERE RECORDS/DVD] |
||
**通販のみ、500セット限定で発売されたDVD BOX。『noren wake』『“OTO”LIVE』『zabadak 10566』と下記2作品を収録。 |
**通販のみ、500セット限定で発売されたDVD BOX。『noren wake』『“OTO”LIVE』『zabadak 10566』と下記2作品を収録。 |
||
*'''1986-1993 SPECIAL EDITION''' |
*'''1986-1993 SPECIAL EDITION'''[2005年2月14日 BIOSPHERE RECORDS/DVD] |
||
**プロモーション・クリップとLDに収録されていた『noren wake』のボーナストラック。 |
**プロモーション・クリップとLDに収録されていた『noren wake』のボーナストラック。 |
||
*'''“trio”at ON AIR EAST 1997.6.1''' |
*'''“trio”at ON AIR EAST 1997.6.1'''[2005年2月14日 BIOSPHERE RECORDS/DVD] |
||
*''' ZABADAK 2006〜2007@CLUB CITTA’''' |
*''' ZABADAK 2006〜2007@CLUB CITTA’'''[2007年12月20日 GARGOYLE/DVD] |
||
*'''ZABADAK a Paris''' |
*'''ZABADAK a Paris'''[2008年7月19日 GARGOYLE/DVD] |
||
*'''ZABADAK 新春月光夜會''' |
*'''ZABADAK 新春月光夜會'''[2010年6月24日 GARGOYLE/DVD] |
||
=== CM曲 === |
=== CM曲 === |
||
* |
*蝶([[武田薬品工業|タケダ]]漢方便秘薬) |
||
* |
*A DAY([[東日本旅客鉄道|JR東日本]]) |
||
* |
*Videokid([[キヤノン]]) |
||
* |
*RECIENTE([[資生堂]] 91'春のキャンペーン) |
||
* |
*水のルネス([[アクアリゾート ルネスかなざわ]]) |
||
* |
*POLAND([[クレディセゾン|セゾンカード]]) |
||
* |
*ブランシェ([[大塚家具]]) |
||
* |
*街角(大塚家具) |
||
⚫ | |||
* 美・チャンス -妖しい輪舞-([[メナード化粧品]]) |
|||
* 明日からの風(メナード化粧品) |
|||
* 朝([[カルビー]] ポテトスープ) |
|||
* FOLLOW YOUR DREAMS([[ミズノ]] エスポート) |
|||
* 砂煙りのまち([[大丸]]) |
|||
* I AM…([[エスビー食品]] ねりわさび・ねりからし) |
|||
* THERE’S A VISION([[三菱電機]]) |
|||
* GOOD BYE EARTH([[ビクター]] GIGA) |
|||
* 人形たちの永い午睡([[山本海苔店]]) |
|||
⚫ | |||
* 遠い国の友達([[小岩井乳業]] カマンベールチーズ) |
|||
*Dreamer(公文教育研究会) |
|||
=== 楽曲提供 === |
=== 楽曲提供 === |
||
* サウンドトラック |
* サウンドトラック |
||
** [[白虎社]]ビデオ作品﹃光の王国﹄﹃KIMELLA﹄ほか︵1986年 - 1987年︶<ref>[http://artist.cdjournal.com/d/-/3198060047 ザバダック / 十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。 ﹇再発﹈]、CDジャーナル、2016年8月20日閲覧。</ref>
|
** [[暗黒舞踏|白虎社]]ビデオ作品﹃光の王国﹄﹃KIMELLA﹄ほか︵1986年 - 1987年︶<ref>[http://artist.cdjournal.com/d/-/3198060047 ザバダック / 十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。 ﹇再発﹈]、CDジャーナル、2016年8月20日閲覧。</ref>
|
||
*作曲 |
*作曲 |
||
** [[有坂美香]] 「[[月迷風影]]」(テレビアニメ『[[十二国記]]』エンディングテーマ) |
** [[有坂美香]] 「[[月迷風影]]」(テレビアニメ『[[十二国記]]』エンディングテーマ) |
||
635行目: | 618行目: | ||
=== 音楽家への影響 === |
=== 音楽家への影響 === |
||
{{節スタブ}} |
{{節スタブ}} |
||
*[[霜月はるか]]は、影響を受けたアーティストとしてZABADAKの名前を挙げている<ref>[https://natalie.mu/music/pp/shimotsukin/page/3 霜月はるか「SHIMOTSUKIN 10th Anniversary BEST」インタビュー] - ナタリー(2020年5月28日閲覧)</ref><ref>『同人音楽を聴こう!』三才ブックス、2007年、p.8</ref>。 |
|||
=== カバーしたアーティスト === |
=== カバーしたアーティスト === |
||
*[[THE_IDOLM@STERの登場人物#如月 千早(きさらぎ ちはや)|如月千早]]([[声優|声]]:[[今井麻美]])「遠い音楽」 |
*[[THE_IDOLM@STERの登場人物#如月 千早(きさらぎ ちはや)|如月千早]]([[声優|声]]:[[今井麻美]])「遠い音楽」 |
||
=== その他の影響 === |
=== その他の影響 === |
||
*アニメ『[[灰羽連盟]]』の第一話タイトル「繭・空を落ちる夢・オールドホーム」は、ZABADAKの「飛行夢(そら・とぶ・ゆめ)」を原作者の[[安倍吉俊]]が高校時代に |
*アニメ『[[灰羽連盟]]』の第一話タイトル「繭・空を落ちる夢・オールドホーム」は、ZABADAKの「飛行夢(そら・とぶ・ゆめ)」を原作者の[[安倍吉俊]]が高校時代に聞いていたことからアイデアを得ている<ref>『灰羽連盟脚本集』第一巻 2004年8月15日。</ref>。 |
||
*[[西川秀明]]の漫画『[[Z MAN]]』の最終巻(第11巻)で「休まない翼」が引用されている。 |
*[[西川秀明]]の漫画『[[Z MAN]]』の最終巻(第11巻)で「休まない翼」が引用されている。 |
||
652行目: | 634行目: | ||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
* |
* [http://www.zabadak.net/ ZABADAK OFFICIAL SITE](公式サイト) |
||
** {{Wayback|date=20010215041249|url=http://www.biosphere-net.com/zabadak/|title=公式サイト}} |
|||
* {{Official|https://wmg.jp/zabadak/|ザバダック}} - [[Warner Music Japan]] |
|||
* {{Twitter|zabadakofficial}} |
* {{Twitter|zabadakofficial}} |
||
{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
||
{{DEFAULTSORT:さはたつく}} |
{{DEFAULTSORT:さはたつく}} |
||
[[Category:日本のプログレッシブ・ロック・バンド]] |
[[Category:日本のプログレッシブ・ロック・バンド]] |