リュック・フェラーリ

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Luc Ferrari
1990年
基本情報
生誕 1929年2月5日
フランスの旗 フランス共和国 パリ
死没 (2005-08-22) 2005年8月22日(76歳没)
イタリアの旗 イタリア アレッツォ
学歴 フランスの旗パリ国立高等音楽院
ジャンル 現代音楽電子音楽
職業 作曲家
活動期間 1950-2005年
公式サイト LUC FERRARI

[1]Luc Ferrari Ferrari, 192925 - 2005822

[]


 

1954

GRMCGroupe de Recherches Musique Concrete195819661958 GRMGroupe de Recherches Musicales  1982 Chronopolis() 1963Égypte Ô Égypte - 

19631964 Hétérozygote 

1970Presque rien No. 1 Le Lever du jour au bord de la mer 121

1972

1982" La Muse en Circuit ()1994

1989

1995

1996

2001



2005822

20066Association Presque Rien

[]


[2]

[]



器楽作品[編集]

  • 組曲、ピアノのための(1952)
  • アンチソナタ、ピアノのための(1953)
  • ソナチネ・エリブ、ピアノのための(1953 - 1954)
  • 四重奏曲(1953 - 1954)
  • 八つの小さな顔(1955)
  • 未完成交響曲、大オーケストラのための(1963 - 1966)
  • 快楽と悲嘆の物語(1979 - 1981)
  • 愛の回転の中で(1986)
  • 辞任と灰皿の物語(1994)

電子音響作品[編集]

  • トートロゴス1(1961)
  • 即興ーマイクー音響(概念の開拓6)(2001)
  • サリスベリー・カクテル(2002)

テープ・ミュージック[編集]

  • 異型接合体(1963 - 1964)
  • ほとんど何もない第一あるいは海岸の夜明け(1967 - 1970)

インスタレーション[編集]

  • 音楽散歩(1964 - 1969)
  • 暴力の迷宮(1975)
  • 思い出の循環(1995 - 2000)

シアター・ピース[編集]

  • ソシエテ1(1965)
  • 小品コレクション、あるいは36の続き、ピアノとレコーダーのための(1985)
  • 夜の手帳(1991 - 1992)

ラジオ・ドラマ(ヘールシュピール)[編集]

  • 不気味に美しい(1971)
  • いま(1981 - 1982)
  • ファーウエスト・ニュース(1998 - 1999)

映画作品(楽曲提供)[編集]

映画作品(制作/監督)[編集]

  • 巡礼者たち(1960) - ジャック・ブリソと共同監督
  • 「テレビのための5つのドキュメンタリー」シリーズ(1965 - 1966)ジェラール・パトリスと共同制作
  • 少女たちあるいはソシエテⅢ(1967)監督
  • ほとんど何もないあるいは生きる欲望(第一部:コース・メジャン、第二部:ラルザック高原)(1972 - 1973)監督
  • 「リュック・フェラーリとほとんど何もない」(2003) - 出演(フェラーリについてのドキュメンタリー映画)、監督:ジャクリーヌ・コー

受賞歴[編集]

  • ヴィザージュ4(1957 - 1958) - パリ・ビエンナーレ賞
  • 肖像=戯れ(1971) - 1972年度カール・シュッケ賞
  • そしてもし今すべてが(1986 - 87) - 1987年度イタリア賞
  • 私は道に迷った、あるいは肖像の迷宮(1987 - 88) - 1988年度カール・シュッケ賞
  • 1989年度文化大臣芸術文芸大賞(それまでの音楽への功績に対して)
  • 快楽と悲嘆の物語(1979 - 81) - 1990年度セルゲイ・クーセヴィッキー財団国際賞
  • 盲人の階段(1991) - 1991年度イタリア賞(R.A.I.特別賞)
  • 水から救われたアーカイヴ(2000) - 2005年度シャルル・クロ(ス)記念賞グランプリ

関連項目[編集]

関連書籍[編集]

  • 「リュック・フェラーリとほとんど何もない—インタヴュー&リュック・フェラーリのテクストと想像上の自伝」 ジャクリーヌ・コー 著、椎名亮輔訳(現代思潮新社、2006年3月、ISBN 4-329-00443-7
  • 「リュック・フェラーリ・センチメンタル・テールズ あるいは自伝としての芸術」椎名亮輔訳 (アルテスパブリッシング、2016年3月、ISBN 978-4-86559-136-1 C1073)

脚注[編集]

  1. ^ 名がまれにリュク、姓がフェラリと表記されていたこともある。なおAssociation Presque Rienにおける日本語呼称は『リュック・フェラーリ』である。
  2. ^ 外部リンク

外部リンク[編集]