コンテンツにスキップ

すっとびボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多段式垂直衝突球から転送)
2つの大小ボールを使った「すっとびボール」の実験動画

[1][2][ 1][2]: Galilean cannonBall pyramid2[3][ 2]

概要

[編集]
すっとびボールと同様に、物体の衝突現象の演示実験に用いられるニュートンのゆりかご

[3][5][3][6]

[3]2

3[4][ 3][4][7]

[8]

理論

[編集]

ボール2段の場合

[編集]
すっとびボールの概念図。下の段ほど大きいボールがくるように重ねて落下させる。

2

























 (1-1)



 (1-2)


3[9]




32[9]04[9]

(1-1)(1-2)




309[9]

ボールn段の場合

[編集]

n










[9][10]

研究史

[編集]

ホイヘンスの衝突論

[編集]

171703[11][11][1]

アメリカでの研究

[編集]

196819724[9]

G.[12]G.[13]G.Velocity Amplification in Collision Experiments Involving Superballs1971[14]

日本での研究

[編集]

日本においては、神奈川県の公立高校教諭であった塚本英世が自他共に認める第一人者である[9]。塚本英世は1980年代から1990年代前半にかけて考察をすすめ、1990年には「東レ理科教育賞」を受賞している[9][注釈 4]

発展実験

[編集]

ボールの種類を変えた実験

[編集]

ボールの材質を高弾性のスーパーボールのみではなく、金属や硬質プラスチックなどを使っても一番上のボールが高く跳ね上がる現象はおきる[15]。さまざまなボールの組み合わせで跳ね上がる高さを比較するのも面白い。例えば、一番上にピンポン玉、中間および下段にスーパーボールを用いた3段のすっとびボールの場合、スーパーボールの大きさをうまく選べば元の高さの50倍までピンポン玉が跳ね上がったという報告がある[16]

ばねを使った装置

[編集]

使[17]

22[17][17][17]

脚注

[編集]

注釈

[編集]


(一)^ [1]

(二)^ [4]

(三)^ 

(四)^ 調

出典

[編集]

参考文献

[編集]

論文・解説

[編集]

Harter, William G. (1971). Velocity amplification in collision experiments involving superballs.. American Journal of Physics 39 (6): 656-663. 

1097197124-33NAID 10020793264 

27a-PSB-8 稿47.4ID: 27a-PSB-81992255doi:10.11316/jpsgaiyod.47.4.0_255_2 

4962001537-541NAID 110007495807 

()6322015116-119doi:10.20653/pesj.63.2_116 

6642018258-261doi:10.20653/pesj.66.4_258 

 : 使11201859-68NAID 120006454595 

書籍

[編集]

J.1979ISBN 4563020060 

Vicki CobbKathy Darling1987ISBN 4378038323 

1002000ISBN 4054012485 

3︿2005ISBN 4-7735-0184-7 

32011ISBN 978-4-535-78431-4 

外部リンク

[編集]