国王公式誕生日
(女王公式誕生日から転送)
国王公式誕生日︵こくおうこうしきたんじょうび、King's Official Birthday︶または女王公式誕生日︵じょおうこうしきたんじょうび、Queen's Official Birthday︶は、イギリス及び英連邦王国︵Commonwealth realm︶諸国における君主の公式の誕生日として祝賀行事が行われる日で、イギリス本国においては﹁6月第三土曜日﹂に設定されている。
概要[編集]
19世紀のヴィクトリア女王までは、君主の誕生日に合わせて祝賀が行われていた[1]。ヴィクトリア女王は5月24日生まれだった。しかし、次代のエドワード7世は11月9日生まれで寒冷な時期にあたるため、引き続き5~6月頃の気候の良い時期に行事が行われることとなった[1]。ヴィクトリア女王は63年7か月間在位したのに対し、息子のエドワード7世は9年3月余りだった。 続くジョージ5世も6月3日生まれだったが、ジョージ6世は12月14日生まれで再び寒冷な時期となったことから、﹁6月第二木曜日﹂を国王公式誕生日とした[1]。エリザベス2世は、1959年に平日から﹁6月第二土曜日﹂に移動させた[1]。チャールズ3世の公式誕生日は﹁6月第三土曜日﹂となった[2]。主要行事[編集]
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各国における祝日[編集]
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参考文献[編集]
- 君塚直隆『エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主』中央公論新社、2020年2月。ISBN 978-4121025784。